ねこおきば

なにかをかきます

最近聴いている曲2023年4月の部 その1

おはねこ!

Second Sparkle - Liella!

作詞:宮嶋淳子 作曲:めんま 編曲:水野谷 怜 (Arte Refact)

収録:『Second Sparkle』(2023)

Second Sparkle

Second Sparkle

  • Liella!
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(サブスクあり)

www.youtube.com

ラブライブ! スーパースター!!』発のユニット『Liella!』の楽曲です。

壮大でシリアスなサウンドを全体曲として歌い上げるの、めちゃくちゃカッコよくて……。

1サビ「怖くない(ai)未来(ai) なんて楽しくない(ai)でしょ?」の押韻での畳みかけマジでクールで……。

めんまさんの輪郭がくっきりしたメロに、水野谷怜さんの音像広くてパキッとしたアレンジがめちゃくちゃ合ってて超好きです。

AメロからBメロに入る時、アウフタクトでキメあって入るぞーーー!!って入り方するのマジで大好きです。

2B「真夜中の街は静かだね 僕の声だけ響く

思ったより弱くない 自分がいたんだ」、サウンドとすっごくマッチしてめちゃくちゃ引き込まれました……!!!!!!!!!

 

Eyeをちょうだい - 鬼塚夏美 (絵森 彩)

作詞:宮嶋淳子 作曲・編曲:中嶋純子 管編曲:森 悠也

収録:『Second Sparkle』(2023)

Eyeをちょうだい

Eyeをちょうだい

  • 鬼塚夏美 (CV.絵森 彩)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(サブスクあり)

ラブライブ! スーパースター!!』キャラクターソングです。

グループサウンズを基調として、ギターのチョーキングとか入れて現代っぽく仕上がってる質感がマジで好きでした。

アニソンの文脈だとけいおん!!(2期)ED1「Listen!!」が近いことやってるのですが、向こうがガールズロック延長線っぽいのに対して、「Eyeをちょうだい」がピアノをフィーチャーしてスタイリッシュなクールさを指向してる、ちょっとスパイものっぽい?感覚に仕上がってるのがすごく面白いです。

ポップなシリアスさ……!

鬼塚夏美さんの態度がデカめのところがめちゃくちゃ好きなのですが、サビで「Eye・Eye・Eyeをもっとちょうだい!」と歌う豪胆さと、ピアノのプレイやギターの差し込み方から繊細さが見え隠れするようなアレンジの塩梅がめちゃくちゃ良いな~~と感じています。

2A後半のセリフっぽく歌うところが…好き!

 

ジャックイン・ドリーマー - with (八島さらら, 渕上舞)

作詞・作曲・編曲:mampuku

収録:『Respect』(2017)

ジャックイン・ドリーマー

ジャックイン・ドリーマー

  • provided courtesy of iTunes

(サブスクあり)

TVアニメ『アイドル事変』の楽曲です。

ゆるジャズモータウン・キャラソンに感謝…………。

1B

「彼が最近コルトレーンを聴くから

テナーサックス吹けるようになって 脳内セッション」、マジの良フレーズで……。

1サビ「寝られないよどう~↑↓しよう」の揺れがめちゃくちゃ好きです。

曲名の『ジャックイン』、接続するといった意味で、歌詞中の意味だと『夢の中で彼と会いたい』、それと「断線」「彼とお揃いのヘッドホン挿せば」と歌っているので『イヤホンジャックにヘッドホンのピンを挿すことで彼と同じ世界(夢)を見る』といった意味がある気がしています。

『ヘッドホンのピンを挿す』という動作に「彼と繋がる」的な意味合いが持たされてるの、めちゃくちゃオシャレです……!

ただ、全然知り合いじゃないっぽいので「彼が最近コルトレーンを聴く」「彼が最近シェイクスピアを読む」がスマホをチラッと見て知ったんだろうなとなる所がやや…ビビる!

落ちサビ「まだまだ情報集めて対策が必要でしょう」、了解…!!

(でもやっぱかわいいですね)

 

夜間飛行 - sora tob sakana

作詞・作曲・編曲:照井順政

収録:『cocoon ep』(2017)

夜間飛行

夜間飛行

  • provided courtesy of iTunes

(サブスクあり)

アイドルグループ『sora tob sakana』の楽曲です。

かなり強いバスドラがリズムを作ってる上にギターとシンセが複雑に絡んで、その上にかわいめのボーカルが乗る構造、sora tob sakanaすぎる……………………。

1Aからドンドン鳴ってるバスドラがサビ前半では抜けて、サビ折り返しでまた鳴りだしてリズムが戻ってくる感覚が本当に好きなんですよね……。

ループミュージック的だけどバンドサウンドだし複雑なセクション多すぎるのが本当に大好きで~…。

1A→1サビ→2A→2B→2サビ→Dメロ→ラスサビ→ラスサビ2(ちょっと落ちる)

って構造なんですが、2番でBメロ入ってきた時のワクワク感がマジですごいんですよね。

ここでサウンドの世界まだ広がるんだ!?って感覚と、詞が「扉の鍵はいつも私が持っている」って可能性が示されたフレーズで締められる感覚のシンクロをすごく素敵に思っています。

 

天使は何処へ - ≠ME

作詞:指原莉乃 作曲・編曲:Kijibato

収録:『天使は何処へ』(2023)

天使は何処へ

天使は何処へ

  • ≠ME
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(サブスクあり)

www.youtube.com

指原莉乃さんがプロデュースするアイドルグループ『≠ME』の楽曲です。

え、本当にすごい曲じゃないですか????????????

バキバキかつ緻密に作られたトラック、最高最高最高最高……。

1A、後ろでカチカチカチカチ…って時計の秒針の音流してリズム取って、Aメロ後半になって2stepのリズム鳴りだして秒針をSEに移行・リズムトラックを2stepに移行を同時にやってるのマジでクールすぎる、それを成立させるためにピアノ鳴ってるようでピアノトラックもちゃんと聴かせてきてるの音楽うますぎワロタ……。

Bメロ、1B「好きだったなんて」1B「何が悪いの」の位置で不穏ピアノ鳴るの、サウンドと詞がリンクしててめちゃいいんですよね。

Bメロ終わりボーカルカットアップ、やっていいんだ!?!?

サビでメロ・リフ2音で音数マシマシウオーーーーーーー!!!!ってなってるとこでサビ終わりビルドアップ開始で音抜くの本当に上手くてすげ……。

2サビドロップキャンセル即Dメロ、"技あり"すぎる……。

Dメロから新規エグめドロップ突入、嬉しすぎる…………。

そこからの落ちサビJersay Clubマジで笑顔すぎる、いやBメロ終わり→通常サビもJersayっぽいんですけど落ちサビで落としながらJersayのリズムがデン!デン!デンッッデンッッデンッ!って鳴りだすの「や、そうなんスよね…」の心からの笑顔なりますね、全部分かってる人がやる音楽で…………。

2サビ後ドロップがキャンセルされてて、そこからラスサビ後のドロップ前ビルドアップが倍尺取ってめちゃくちゃ焦らしてからドロップ入るの、本当に気持ち良いです。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

シンセリフが一生上昇してるの好きすぎる。

トラックが本当にめちゃくちゃ良くてめちゃくちゃ作り込んであるのが分かる(オフボ音源聴くと知らん音が死ぬほど鳴っててビビる)んですが、歌・パフォーマンスも負けてないのが超いいですよね。ちゃんとソロパートで個々人の色がちゃんと出てる歌が5年の積み重ねを感じます。

2A「それでいいの ずっと思ってた」の本田珠由記さんの歌い方の抑揚とか込め方がマジでめちゃくちゃ好きです……。

 

元ネタとしてモーニング娘。One・Two・Three」(2012)(編曲:大久保薫)があるように思えます。

youtu.be

(「天使は何処へ」サビ前でのボーカルのカットアップとか「One・Two・Three」イントロのリスペクトでは??と思ってます、勝手に)

(あと指原莉乃さんがハロプロお好きみたいです)

YouTubeのメンバーコメント曰く「天使は何処へ」はガールクラッシュ(※主にK-POP文化圏で女性アイドルが女性が憧れるようなカッコよさを獲得することを指します)を指向しているそうで、最近の日本のアイドルグループもガールクラッシュをやってるとこが結構ある流れになっています。

モー娘。One・Two・Three」がリリースされた際、アイドルでEDM・ボーカル処理をしてる曲は全然無かった・EDMでダンスをフィーチャーしていた点がすごく話題になった、という流れがあったそうです。

今回≠MEが「天使は何処へ」でガールクラッシュをやるにあたって「One・Two・Three」のそうしたムーブメントを意識・リスペクトして制作されたところがありそうだな~~と思っています、勝手に。

や、「天使は何処へ」でドロップ作ってダンスパートやって私たち踊れるんですよ!?!?!?!?!?!?って言ってるのとか、ドロップのシンセの音がすこし懐かしめなうねる音を使ってるのとか流れ汲んでそうな気するんですよね、たぶん…………。

参考:note『「アイドルソングを作っちゃだめ」 大久保薫とつんく♂が語るハロプロの未来|つんく♂

 

や、音もパフォーマンスも今やれること全部全力でやりました!!!!!!!!!!!!って気迫あって超カッコよかったです。マジですごい……。

『今までとは違う自分をみんなに経験してほしい』という意味の名を持つグループが「天使は何処へ」の最後に「叫べ I am ME」って歌うのめちゃくちゃカッコいいです。

作曲・編曲:Kijibato

↑神とさせていただきます…………。


終わりだよ~