おはねこ！
- 鬱鬱バッキュン! - 藤咲凪
- 年一 - ゆっきゅん
- Request for U - 宮下 愛 (村上奈津実)
- フィロソフィア - フィロソフィーのダンス
- TOKYO MERRY GO ROUND - Da-iCE
鬱鬱バッキュン! - 藤咲凪
作詞・作曲：辻村有記 編曲：辻村有記, 伊藤
収録：『鬱鬱バッキュン!』(2023) (※配信のみ)
- provided courtesy of iTunes
(サブスクあり)
アイドルグループ『最終未来少女』のメンバーとして活動する、藤咲凪さんによる楽曲です。
チヤホヤの代償 晒せおんどれ♪
攻撃的なサウンドの上で、自己嫌悪→「なぁなぁなぁで生き抜く意味なんてワタクシ的辞書にはありませんの」という強かさへの昇華を歌うのがいいな～と思いました。
それらがめちゃキュートな歌声で歌われるのもよくて～…。
2B「中指 立てた この運命
どなたか人差し指 かしてくれませんか
ぴーーーす！ 祈るのです 願うのです」
がめちゃ好きでした。
「世の中に中指立ててやる！」と反抗のスタンスを歌うこと、もう凡庸な表現になってしまっているのですが、そこから「ぴーーーす！」まで転換するのが鮮やかですごく良かったです。
愛の曲なのかもしれません。自己愛的でもあり……。
年一 - ゆっきゅん
作詞：ゆっきゅん 作曲・編曲： yellowsuburb
収録：『年一』(2023) (※配信のみ)
- provided courtesy of iTunes
(サブスクあり)
アイドル・DIVAとして活動されているゆっきゅんさんによる楽曲です。
『クリスマスに交際相手と会えなかったので友達が来てくれた』という歌詞の展開の仕方が丁寧で機微があって本当にめちゃくちゃ良かったです。
サウンドの2stepっぽいビート感、無機質な寂しさと揺れるリズムの人間っぽさがめちゃさみしいクリスマスって感じがあって…………。
Dメロ？の『(交際相手に)渡すはずだったお揃いのペンダントを来てくれた友達に渡す』の叙情性がめちゃくちゃ凄かったです。
その後のラスサビ「帰れない顔してる二人が伊勢丹に映って」の切り取り方に息を吞みました。
1サビ「(あなたが来なかったことを)今もこの先もずっと気にしてるんだよ」
と歌っていてから、
ラスサビ
「一枚くらい写真撮っていつか思い出そう
ただの悲しい夜過ごすはずだったのに」
という終着をするのがめちゃくちゃ良かったです。感情のベクトルは変わらないけど色が変わっているような心地があって……。
Request for U - 宮下 愛 (村上奈津実)
作詞・作曲・編曲：中村歩・菊池博人
収録：『Fly with You!!』(2023)
- provided courtesy of iTunes
(サブスクあり)
『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の楽曲です。
ファンクありがとう(ファンクおきば)。
ブラス鳴り響いてギターがカッティングしてる曲で宮下愛さんがキラキラの恋愛を歌ってくれるのマジで嬉しくて…………。
この楽曲が収録されているCDアルバム『Fly with You!!』は「ラブソング」をテーマにした楽曲が収録されています。
宮下"愛"だからサビで「ai」で連続押韻していく構成、マジで宮下愛さんっぽくて……。
2B
「あれこれ求めちゃうけど すべてが好きの証でしょ？
ちょっぴり重い? そんなことナイ! だからよろしくね!」、
「重い(oi)」が「ナイ(ai)」で否定されてプラスに持っていかれる言語感覚がマジで良かったです。
(1B同箇所が「まっすぐな愛(ai)」「こんな私(ai)」なのでおそらく意図的なもの)
2サビ「互いのコト 待ち受けにしよう!」で解像度上がってきて苦しくなってくるとこないですか？
あるよな？
フィロソフィア - フィロソフィーのダンス
作詞・作曲・編曲：tofubeats
収録：『フィロソフィア』(2022) (※配信のみ)『Red Carnival』(2022)
- provided courtesy of iTunes
(サブスクあり)
アイドルグループ『フィロソフィーのダンス』の楽曲です。
ディスコファンクありがとう(ディスコファンクおきば)。
サビ
「ドデカい宇宙の中で なんでわたしとあなたが出会えたんだ!?
世界人口 80億分の1だよ すごいね!」、
「すごいね!」って単純な言葉がすごくパワーもつ構成なのがめちゃいいな～と思っています。
サビでピアノのバッキングが入ってくるのめちゃくちゃ嬉しいんですよね。
ちょっとだけ安心する感じがあって…。
Dメロで急にラップっぽくなってドカドカドラムンになるとこ、幸福の激しさを感じてめちゃ好きです。人生って色々あると思うので。十束おとはさん…………。
実はイントロのフレーズがDメロである立ち直り感、泣けて……。
ラスサビでもう一回同じ歌詞が来る構成、きれいな大団円があって美しいです。
TOKYO MERRY GO ROUND - Da-iCE
収録：『TOKYO MERRY GO ROUND』(2018)
- provided courtesy of iTunes
(サブスクあり)
ダンス & ボーカルグループの『Da-iCE』による楽曲です。
ファンクありがとう(ファンクおきば)。
ひたすらにキラキラして眩しさすらあるサウンドで歌われる「TOKYO MERRY GO ROUND」、マジでメリーゴーランドすぎる…………。
デジタルのギラギラした音感も良い具合に眩しくて……。
1A
「君を悲しませる全て
僕がみんな消してあげる
黄昏のキラキラ街に乾杯しよう」、
キラキラ度合いがすごいのですが、そうした歌詞に納得ができるほどのサウンド感が圧倒的でした。キラキラでありがとう…………。
作詞・作曲のコモリタミノルさんは
SMAP「らいおんハート」(作曲)「BANG! BANG! バカンス」(作曲)
「いけないボーダーライン」(作曲編曲)「破滅の純情」(作曲編曲)
「ルンがピカッと光ったら」(作曲編曲)
シャインポストED「パレットガールズ」(作曲編曲)など、
編曲の鈴木雅也さんは
嵐
「ランナウェイ・トレイン」「We can make it!」
「Di-Li-Li」「虹の彼方へ」
「瞳のスクリーン」「サム＆ピンキー」
WEST.(ジャニーズWEST)
「Summer Dreamer」
「バンバンッ!!」
「Can't stop」
「革新論理」
なにわ男子
「Make Up Day」
など手掛けられています。
終わりだよ～
