ねこおきば

なにかをかきます

最近聴いている曲2021年9月の部 その2

おはねこ!

クッキークリッカーのやりすぎで人差し指と中指が痛んでいます。

 

エンターテイナー - Rain Drops

作詞・作曲・編曲:じん & 堀江晶太

収録:『バイオグラフィ』(2021)

エンターテイナー

エンターテイナー

  • provided courtesy of iTunes

(AppleMusicあり)

バーチャルライバーグループ『にじさんじ』に所属する緑仙さん、三枝明那さん、童田明治さん、鈴木勝さん、えるさん、ジョー・力一さんらによるユニット『Rain Drops』の楽曲です。

男女多人数ボーカルの上ハモが…好き!!

ただでさえボーカルが色味豊かで賑やかなのですが、それらに負けないほどカラフルなサウンド・展開が本当に素敵です。

じんさん、堀江晶太さんに、感謝────────。

というか2人でデュエットさせるにしても、6名いると色々な組み合わせがあって音の感じが変わって面白いです。

1Bが2段構造なのが超ドラマチックでいいですね……。

鮮やかなサウンドと展開で高らかに「エンターテインメント」を歌う様子がめちゃカッコいい楽曲でした。

 

じんさん・堀江晶太さんの共作楽曲は、他に

ミリオン/ワンズ - じん×kemu feat.初音ミク (共作詞・作曲・編曲)

Clover Days - Clover [矢吹可奈 (木戸衣吹), 北沢志保 (雨宮天), 箱崎星梨花 (麻倉もも), 高坂海美 (上田麗奈)] (アイドルマスターミリオンライブ!) (作詞 : 工藤了 作曲 : じん 編曲 : 堀江晶太)

があります。

 

トアルトワ (feat. TAKU INOUE) - 東雲和音 (天音みほ)

作詞・作曲・編曲:TAKU INOUE

収録:『トアルトワ (feat. TAKU INOUE)』(2021) (※配信のみ)

トアルトワ (feat. Taku Inoue)

トアルトワ (feat. Taku Inoue)

  • 電音部,TAKU INOUE,東雲和音 (CV:天音みほ)
  • エレクトロニック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(AppleMusicあり)

バンダイナムコエンターテインメントによる、ダンスミュージックをテーマにした音楽原作キャラクタープロジェクト『電音部』の楽曲です。

1Aから

「東京→神田→泣きながら(aiaaa)(※秋葉原とも押韻)」「開いた傘(aiaaa)」「ポッと空いた穴(aiaaa)」「抱いたまま(aiaaa)」

押韻がすごいです。というか全体的にすごく韻が考えられてます……。

「暮れなずむ遠くのハイ(ai)ウェイ(e)」「冷たい(ai)手(e)と手(e)を繋い(ai)で(e)」

「君と僕の生態系(e-ai-ei)」「涙色の相対性(ou-ai-ei)」

「いつも見てる環状線(an-ou-en)」「他愛のない情報戦(ou-ou-en)」

「サンデー(e)マンデー(e)いつだって(e) 万世(e)橋で(e)キスをして(e)」「ねえ(e)」

↑すごい

特に最後の「e」の音で連続して韻を踏むの、雨の日の歌ということもあって、けだるげな雰囲気がすごく出ていますね。

その後1:38になってようやくサビに入るの、時間だけ見るとすごく待ったように思えますけど、詞が気持ちよく進んでいるのもあってか「待たされたな」って感じは全然ないんですよね。時間芸術がうまい……。

ラスサビ?で

「踊ろうぜ

永遠の夜のとあるサイン 誰も知らないストーリーライン

穴の開いた暗号で紡いでく

浮かぶ高度20マイル 僕の震える手を君は笑ってる」

と(空想の)世界を広げたところで

「でも今はこの空で ただ君と眺めてる 花束を 花束を」

と"空"を「空想の世界の高度が上の空」から「秋葉原の雨の日の空」まで戻して「花束」の一点に視点を集中させて終わるのが本当に綺麗です。

TAKU INOUEさん作曲・サウンドメイクもそうなんですけど詞もすっごく良い方なんですよね、ということを再確認しています、今……。

(というか今回は作詞:MCTC名義じゃないんですね)

 

#青春モード - 音泉女子高生 (林鼓子, 白河みずな)

作詞:やぎぬまかな 作曲・編曲:石濱 翔 (MONACA)

収録:『#青春モード』(2021)

(配信なし)

音泉によるラジオ番組『音泉女子高生』テーマソングです。

Aメロのラップ的なパート、ちょっと等身大(?)な雰囲気が出てる良いテイクな気がしますね。

Bメロはチップチューンで、跳ねるような気持ちがかわいく表現されててめちゃすきです。石濱翔サウンド……。

エモさマシマシでよきよき♪←ここんにちは……。

音が厚くなりすぎないような重ね方がちょっと今っぽい、スマートに聴こえる?とこがある気がしています…!!

 

未来予報ハレルヤ! - Liella!

作詞:宮嶋淳子 作曲:EFFY 編曲:山下洋介

収録:『未来予報ハレルヤ! / Tiny Stars』(2021)

未来予報ハレルヤ!

未来予報ハレルヤ!

  • Liella!
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(AppleMusicあり)

ラブライブ! スーパースター!!』の楽曲です。
TVアニメ『ラブライブ! スーパースター!!』第1話挿入歌です。

1A「ダメな自分にモヤモヤしてた→頑張りたいわたしが震えてたの」

からの1Bでリズム変わって『進み始める』雰囲気出るのが本当に良くて…………。

そこからの1サビ「大好きなキモチにもう」を

「だいす」でアウフタクトして

「きー / なー / キー / モー / チー / に / もう~」

を四分音符でじっくりとやるのが本当に良いです。

そこからサビ2回し目でメロ上がって盛り上がるとこで

「飛べるさ よっしゃ!」

って歌われるの良すぎる……。

「よっしゃ!」ってインパクトある言葉を一番盛り上がるところで歌うの、澁谷かのんさん……という気持ちですね。

というかサウンドもめちゃくちゃ爽やかでいいんですよね。

編曲の山下洋介さんは、Mrs.GREEN APPLEに共編曲で参加されてたりもする方なのですが、サウンドメイクやっぱり素敵ですね。

 

きゅうくらりん - いよわ feat.可不

作詞・作曲・編曲:いよわ

収録:『きゅうくらりん』(2021) (※配信のみ)

きゅうくらりん

きゅうくらりん

  • いよわ
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(AppleMusicあり)

ボカロPのいよわさんによる楽曲です。

イントロかなかなり異様な音使いにビビります。

微分音も使われてる?ような音作りで、聴いていて安心していいのか不安になっていいのか、普通の曲を聴いていたらあまりならないような感情になりますね。

ただサビの進行が、いわゆるハレ晴レ進行的なやつだったり、2Aで一度落とす、という作りはポップスとしてかなり受け入れやすく感じましたし、そうしたバランス感覚がこの楽曲を「ちょっとよく分からない曲」にしていない、のかなと思います。

まあでも、2サビで4拍・3拍・4拍って進み方してハシゴ外してくるの、めちゃやられた!という気持ちになりますね……。

2A「喜びより 安堵が先に来ちゃった」

2サビ「ちゃんと笑えなきゃね 大切が壊れちゃうから」

といったような繊細な歌詞がとても素敵です。

「きゅうくらりん」ってワードの解釈、「ばたんきゅ~」的な言葉という感じでいいのかな…?

歌詞のストーリーラインや使われてる言葉・MVの一枚絵(抱き付かれてる絵と同じ構図のスチルがある)がゲーム『ドキドキ文芸部!』(Doki Doki Literature Club!)のストーリー、キャラクターと似ていることがちょくちょく指摘されています。

曲終わりの「最後にみたのはそんな夢 わたし ちゅうぶらりん」が本当に不穏で……。

store-jp.nintendo.com

いつの間にか追加要素がある『ドキドキ文芸部プラス!』がSwitchにも来てましたけど、このゲームをテレビ画面でプレイするのだいぶ嫌かもしれん……。


終わりだよ~

 

aikoさんのライブイベント『Love Like Pop vol.22』に行ってきました。

や、やっぱり日本のトップアーティストを20年とかのスパンでやり続けてる人ってすごいですね……。

生バンド・生ブラス・生ストリングスでサウンドすごいのはもちろんですが、それに全然負けずボーカルをバチバチにやってたのすごすぎる…。

あとaikoライブ初めて行ったんですけどお客さんめちゃクラップするしaikoサイドもめちゃ客席見るしMCで客の話めちゃくちゃするしでビビってました。

距離が近い。超トップアーティストなのに。

この場限りでお客さんのこと考えてますよ~ってスタンス取ってる、みたいな感じでは決してなくて、マジの本当にお客さんのことずっと考えてる人(アーティストというよりは"人")なんだな……と感じました。

またライブ行きたいな~、とかじゃなくて、またライブあったらぜひ行きたい、と思わされるようなライブでした。行きたいね~。

あとaikoさんがカルビーポテトチップスのCMに出られたことがあってか、退場時にポテトチップスがもらえました。うれしいね…。