おはねこ!
あつねこ
EMOTION - 三船栞子 (小泉萌香)
作詞・作曲・編曲:tofubeats
収録:『Eutopia / EMOTION / stars we chase』(2022)
(AppleMusicあり)
TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』第2期の楽曲です。
ブレイクビーツがが鳴るなかで響く、流麗な和の音色に意思の強さを感じます。
1サビ・2サビ「あの日の私はまだ弱くて簡単に泣いたけど」、今期屈指の良フレーズすぎる……。
小節ごとに分けると
「あの / 日の私 / はまだ弱くて 簡 / 単に泣いた / けど」
と単語、助詞が小節をまたいでいるのですが、こうした詞の置き方によってドライブ感、引き込まれる感じがして、聴き手側に強く響いてきているのだと思います。
アウトロ「EMOTION…」ってコーラスでtofubeatsさんの楽曲でよく聴く音声が入ってくるの、tofubeatsさんだな…と感じます。木綿のビーツ絹ごしのメロディ……。
ソウソウ - ナターリア (生田輝)
作詞:MCTC 作曲・編曲:TAKU INOUE
収録:『THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 061-063』(2022)
『アイドルマスターシンデレラガールズ』のナターリアさんの楽曲です。
ビート感強い南国的なアレンジが本当に素晴らしくて……。
サビ
「大げさな声上げて 地球の裏側まで
好きな色を 好きな歌を 思い切り叫んでよ」
↑いいフレーズすぎる……。
ナターリアさんはリオ・デ・ジャネイロ出身なのですが、そうした事実を踏まえた歌詞・サウンドによって力強く鮮やかに響くフレーズとなっているように思えます。
2A「メロディはふっと宙に舞って 飛んでいくよ
空も海も国境線だって」
↑これもめちゃくちゃ好き……。
2サビキャンセルで入る間奏、多幸すぎる……。
踊ることで幸せになる曲ですね…………。
楽曲タイトルの「ソウソウ」とは、ポルトガル語で「私は太陽」という意味があるそうです。
太陽のような明るさで輝くナターリアソロ曲「ソウソウ」https://t.co/QnPlUTpo6p
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) 2022年4月20日
ポルトガル語で「Sou O Sol」=「私は太陽」という意味が込められた本楽曲のタイトル。
生田輝さんは「太陽だ、私は太陽なんだ!!」と言い聞かせながら元気いっぱい収録に臨んだとのこと。#ナターリア @Teru_Ikuta https://t.co/F1885C0z2y pic.twitter.com/4GtPExUFXc
本日開催の【THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! Tropical Land】にて初披露されました
— TAKU INOUE (@ino_tac) 2022年1月29日
☀️ソウソウ / ナターリア (CV: 生田輝)☀️
作詞作曲編曲、ギター&マンドリン演奏しました。
Uma música sobre o sol para nós です
よろしくネッ
Darling! アブダク∵ Me! (feat. MIMI) - ∴ [yueni]
作詞:DÉ DÉ MOUSE,くろやなぎてっぺい 作曲:DÉ DÉ MOUSE
Produce by DÉ DÉ MOUSE
収録:『Darling! アブダク∵ Me! (feat. MIMI)』(2022) (※配信のみ)
(AppleMusicあり)
月刊オカルト情報誌『ムー』監修によるバーチャルオカルトアイドル「∴ [yueni]」の楽曲です。
なんだかザラッとした音作りが耳に残ります。
その上から乗るストリングス、綺麗すぎて宇宙的な響きとなっている気がしますね…!
2A?の「恋愛細胞 組み換え ラブがグレ(イ)た 恋の彼方
全て見せて 切り開いて 身体全て 捧げたいの
もうダメなの もうダメなの
吸い込まれる 吸い込まれる…」
でリズム崩してドロップ入るの、没入感あってすごいです。
タイトルにもある「アブダク(アブダクション)」は、宇宙人による人・動物の誘拐、連れ去りを指す言葉で、そうした事柄を想起させるようなワードを使ったあとにリズム崩してドロップ、すごいことやってますね……。
曲ラスト「Darling Take Me」「Take Me Away!!」、恋愛歌詞で「私を遠くに連れていって!!」といったフレーズは珍しいものではないのですが、こうしたテーマだと、また違ったように聞こえてくるフレーズですね……。
Ghost - tiny baby
作詞・作曲・編曲:星銀乃丈
収録:『mockumentary』(2021)
(AppleMusicあり)
シンガーのACOさん(かわいあこさん)、作詞・作曲を担当される星 銀乃丈さんによる音楽ユニット『tiny baby』の楽曲です。
丁寧に構築された横ノリのミュージックです。
tiny baby、紹介文で『70年代AOR、シティーポップから90年代の渋谷系と世のカルチャーを横断し、新世代ポップスを再解釈する』(引用:tiny baby - TuneCore Japan)と言われていまして、すごいところは「新世代ポップス」にちゃんとなっているところなんですよね。昔の音楽を参照しつつも全然古臭くない、むしろ新しい音楽にまで昇華されているのが本当にすごいと感じています。
音作りが素晴らしいのはもちろんなのですが、ACOさんによる日本語・英語の両方の美しさや面白さを感じ取れる歌唱もまた素晴らしかったです…!!
ちょっと諦念が滲む歌詞で横ノリするの、なんだか楽しいんですよね……。
とりま Get on the floor - Fling Posse (白井悠介, 斉藤壮馬, 野津山幸宏)
作詞:弥之助 (from AFRO PARKER) 作曲:tofubeats・弥之助 (from AFRO PARKER) 編曲:tofubeats
収録:『CROSS A LINE』(2022)
(AppleMusicあり)
音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』の楽曲です。
Fling Posseが大好きで~…。
頭から押韻繰り返しつつキャラクターの要素がガンガンに出てる詞、本当に素晴らしくて……。
そこから1Bの
「針の落ちる先のメロディは 次の朝に酔う光のレトリック」
というフレーズがやっぱり本当に美しくて…………。
その後の
「従うか(iaaua) 抗うか(aaaua) 自堕落な(iaaua) 風無草(aaaua)
滴るは(iaaua) いつかの可惜夜(aaao)に咲く涙(aia)」
で怒涛の韻踏みするのもすごすぎるしすごい……。
1サビ「踊らせてほしいの」、ちょっと受動的な
歌詞が全体的に、タイトルに「floor」とあるようにフロア、及び音楽を聴いて踊る人がテーマとしてあるようですが、運命・宿命に"踊らされていた"Fling Posseがそうしたテーマを歌うことについて、『それでも』の精神、人生賛歌的なニュアンスを感じるところがあります。個人的に。
「ぐるぐるってGrooveの向こうへ」を「G / rooveの向こうへ」って歌ってグルーヴ感だしてるのが本当に好きで。
「Set me free もうどうなっちゃってもいいよ その先でまたね
ほらどちらにしても 廻るTurntable 音に沿ってキミの待つ方へ」
↑本当に。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
というか2番Aメロ!!!!!!!!!!??????!?!?!?!?!?!?
乱数「Enter the stage」(有栖川帝統「3$EVEN」1A)
帝統「デタラメなStory」(夢野幻太郎「シナリオライアー」1サビ)
幻太郎「マジカル Lollipops」(飴村乱数「drops」1サビ)
↑本当に。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
乱数「糸を千切るマリオネット」
帝統「倒れぬよう抱き止める」
幻太郎「動く賽の目」
3人「描く舞台の上」
↑本当に。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「乱れる夢を統べる風は 0G」
↑本当に…。
2Bで有栖川帝統さんが
「背伸びして足攣ったらコケりゃいいわな(iiaa)
笑ってくれりゃ儲けもんみたいな生き様(iiaa)」
って歌うのめちゃカッコよくて好きなんですよね……。ダサいけどカッコよくて……。
ラスサビ
「オトトト…って音任せなんで」
「ヨロヨロ…ってキミの待つ方へ」、弱さが見せられる関係性…!!!
「いつからか待ち合わせも要らない同士」、本当に美しいフレーズでした。
終わりだよ~
2022年上半期10選は…7月頭に書きます……。