おはねこ!
☆PARTY☆LOVE☆ - 1000ちゃん (新田恵海), ミリオ (渕上舞), プリマ (洲崎綾)
作詞:LOVEおか 作曲:倉田涼 編曲:陶山隼
収録:『☆PARTY☆LOVE☆』(2016)『1000☆SMILE!!』(2017)『1000☆MUSIC!!』(2020)
(AppleMusicあり)
パチスロメーカーである、オーイズミの宣伝担当キャラクター「1000ちゃん」の楽曲です。
ビッグバンド・ジャズが一番いいとされています(諸説あり)。
1B、2Bでセリフパートが入るのですが、臨場感をキープした"溜め"のセリフパートで、これがあってサビが超気持ち良くなれるんですよね……。
特に2Bのセリフパートは長めの尺が取られているのですが、すごい打楽器しっかりしてて、そういうブラスバンドの溜め、みたいな構図になってるとこにセリフが乗ってくることの嬉しさがマジにあるんですよ……。
アレンジの楽器群の使い方もすごく楽しくて、管楽器がユニゾンで合わせるとことか聴いててウオ!!!!となれて本当に好きです。
サビの折り返しである連続キメとか超好きで…。
ラストのシンガロングに女性コーラス(シンセ)が重なったところの多幸がめちゃ好きで~…。
いわゆるアニメ声の歌唱と、ビッグバンド編成のしっとりベース・華やか管楽器の組み合わせ、めちゃくちゃ合うと思っているのでもっと色々聴きたい気持ちがあります。
恋のクラウチングスタート - OCHA NORMA
作詞・作曲:星部ショウ 編曲:鈴木俊介
収録:『恋のクラウチングスタート』(2022)
Get you!
ハロー!プロジェクトから新しくデビューしたアイドルグループ『OCHA NORMA』(オチャノーマ)の楽曲です。
余白を残してフレッシュさを感じさせつつも、ブラスとストリングスによってもたらされる華やかさが素敵なアレンジですね…!
間奏直前にスラップベース→三拍子ワルツの落ちサビ直前にカッティングギターがインすることで「ダンス」に対する視点が出てくるのが丁寧で好きです。
歌詞全体に最近の情勢的な要素が散りばめられてたり、サビ頭が「Shall We~」な楽曲の落ちサビが「ダンス」なの、現状の情勢を抜けた先の着地点が示されているようにも感じます。
AメロのフレーズはKool & The Gang「Celebration」(終盤)、間奏はThe Style Council「Shout To The Top」の引用っぽい?ですね
オシャレだけど馴染み感、みたいな感覚はこういう引用から来てるのかもな~と思いました。
ISOGA♡PEACH - chelmico
作詞:Rachel, Mamiko 作曲:Tomggg, Rachel, Mamiko
収録:『gokigen』(2022)
(AppleMusicあり)
RachelさんとMamikoさんからなるラップユニット『chelmico』の楽曲です。
なんだか最近忙しかったり忙しくなかったりするので聴いています。心が2つある…。
「そしたらみんなで大団円!」の少年声っぽいエフェクト?がコミカルで好きです。
トラック制作にTomgggさんが参加してることもあって、全体的にコミカルでポップさが感じられますね。忙しいのですが…。
「時々なんだか不安になるの~」が早口なの、不安感が伝わってきますね……。
「ちいかわになってみたい SOS」
そうかな…そうかも…。
パラレルラルラ 有明ハナビ花 (和氣あず未)・高輪バーサス戦 (上坂すみれ)・日本橋サンダー雷 (M・A・O) ver. - 有明ハナビ花 (和氣あず未), 高輪バーサス戦 (上坂すみれ), 日本橋サンダー雷 (M・A・O)
作詞・作曲:夏代孝明 編曲:渡辺拓也
収録:『パラレルラルラ 有明ハナビ花 (和氣あず未)・高輪バーサス戦 (上坂すみれ)・日本橋サンダー雷 (M・A・O) ver.』(2022) (※配信のみ)
(AppleMusicあり)
TVアニメ『ハナビちゃんは遅れがち』ED楽曲です。
メロがかなり音詰まっているのですが、それを声優さんがさらっと、しかもキャラクター性を潜ませつつ歌うことによって、そうしたメロディに飄々とした雰囲気が出てくるような感覚があって、それがめちゃいいな~と感じています。
複雑ギターリフが鳴るなかで、乾いた抜け感のあるアレンジがどこか卑近さを演出してるようにも思えます。
ラスサビ「君が望むパラレルならば!」のフレーズがギラリと光って大好きです。
+-×÷ - 人生 (咖山喱人 / 神田駅 (菊池幸利), 雷電遊生 / 秋葉原駅 (鈴木裕斗)
作詞:辻村有記 作曲・編曲:辻村有記、伊藤賢
収録:『+-×÷』(2022) (※配信のみ)
(AppleMusicあり)
JR山手線の各駅に勤めているキャラクターが、業務時間を終えるとアイドルとして活躍するというコンテンツ『STATION IDOL LATCH!』の楽曲です。
「文学×サブカルチャー」がコンセプトであるユニット『人生』による楽曲です。
イントロ、ピチカート・ファイヴ「大都会交響楽」イントロの引用っぽいですね。
や、や、『JR山手線をモチーフにしたキャラクターコンテンツ』で「"大都会"交響楽」をサンプリングすることの意義ってすごくないですか!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
「走り来る人々を 時間が追い越していく
メトロの喧噪
忘れていた音楽に 耳を澄ませるふたり」(「大都会交響楽」作詞:小西康陽)
↑や、これなんですよ。。。。。。。。。。。。。。。。。
1サビ
「目を覚まして 巡る世界に
愛すべき物語 時計仕掛けの夢
運命とは摩訶不思議だと 過去と未来の交差点で
出会い別れが渦を巻く
ガラパゴス スピード ドラマチック Yeah yeah」
(ガラパゴ スピー ドラマチック、みたいな歌い方になってるのも超好きです)
の、世界への全肯定が本当に好きです。
人生賛歌であり、多様性の賛歌であり、大都会の賛歌であるんですよね……。
ポップなサンプリング音の数々(ちょっとPlus-Tech Squeeze Boxっぽい?)もすごく都会的なポップさを讃えていて、めちゃくちゃ良いです。
落ちサビの
「光が差す ビルの隙間で
答えのない 考え巡らせた夕暮れ」
「後悔しない 人生歩むだけさ(セリフ)」
にもう全部出てるんですけど、やっぱ大肯定の喜びがある楽曲なんですよね……。
2A、落ちサビにセリフ調のパートがあって、そうしたパートは声優楽曲(≒キャラクターソング)っぽくもあり、"セリフであること"により「人間の言葉、気持ちである」ことが強く表されているようにも聞こえました。
すごく嬉しくて大好きだな~と感じた楽曲でした。
辻村有記さん・伊藤賢さんが大好きで~…。
終わりだよ~