おめねこ!(新年)
2021年もねこおきばをよろしくお願いします。
わがままキャラメリゼ - シュガーポケッツ (早瀬雪未, 広瀬世華, 赤尾ひかる)
作詞:佐藤サビオ 作曲・編曲:zakbee
収録:『SKY FULL of MAGIC』(2020)
(AppleMusicあり)
『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』の楽曲です。
カワイイ・ビッグバンド・ポップス、良…………。
楽器編成的にはビッグバンド?っぽいのですが、ちょいちょい入るおかしな感じの音遊びが面白いですね。
アニソンってフィールドに持ち込まれたことでそうした幅が生まれたのかな~と感じます。
メアリーベリーたむ「どしたの そっぽ向いたままでYou said」←萌えッ………………。
\ 2021年の抱負💡/
— ラピスリライツ公式 (@lapisrelights) 2021年1月3日
20人の魔女たちによる抱負を紹介♪
3番目はシュガーポケッツ所属🍊
メアリーベリー(CV:#赤尾ひかる)
こ、今年の目標は、ファンのみんなともっと触れ合うこと。メア、ひっきーだから触れ合いが苦手で……なので、せんせいの力も、貸して欲しい、かもっ。#ラピライ pic.twitter.com/STWvObe6fA
や、メアリーベリーたむ萌え萌えなんですよね。。。
ウオ〜〜〜ラピライのキャンペーンでラトゥーラ役・早瀬雪未さんのサイン当たった
— めがねこ (@srngs_meganeko) 2020年9月1日
俺がわがままキャラメリゼや…
(ありがとうございます) pic.twitter.com/Mwaw99XNWN
わがままキャラメリゼと申します。
作曲・編曲のzakbeeさんは
悠木碧「クピドゥレビュー(アニメ『彼女がフラグをおられたら』OP)」「ダスティー! ダスティーストマック」などを手掛けられています。
最近では『華doll*』楽曲の歌唱ディレクションも担当されています。
Happy Ever After - 学芸大青春
作詞:Shaw, Rie Tsukagoshi 作曲:Peter Wallevik, Daniel Davidsen, Wayne Hector, Iain James, Mich Hedin Hansen (編曲詳細わかりませんでした)
収録:『HERE WE ARE!』(2020) (※CDはアニメイト・公式ECサイトのみで販売)
(AppleMusicより)
2次元と3次元を行き来するダンス&ボーカルグループ、『学芸大青春 (ガクゲイダイジュネス)』の楽曲です。
MV観ると2次元キャラと顔が映らない3次元の人が入れ替わる構造で……なんだかすごい!
そうしたコンテンツ(って言っていいのかな)の楽曲で、
「二次元を超えて 僕らは無限で」
という歌い出しで始まるのめちゃくちゃカッコいい……。
落ちサビで「僕らFBX? BVH?」とか歌っちゃうのも逆にめちゃくちゃカッコいいんですよね……。
(FBX・BVHは3Dモデルのファイル形式の名前)
ノリの良いダンスミュージックに乗せて「素顔なら いつか君だけに 見せるから」とか歌っちゃうのマジでめちゃくちゃ好きだな~~………。
学芸大青春 Mini Album
— 学芸大青春 (@GD_Junes) 2021年1月6日
『Hit me !』
2月24日(水)発売決定!!🌸
表題曲となる「Hit me !」や
新曲「I'm in love」に加え#浅沼晋太郎 さんとのコラボ曲
「真夏のSunshine!!」など全5曲入り!!
限定盤は豪華特典を収録!!✨
本日より予約スタート!!💿
▶️https://t.co/UngXtdezIY#学芸大青春 #じゅねす pic.twitter.com/iDwtpUYw8Q
2021年は『学芸大青春』が来る気がしています……!!
SING A SONG - 竹下蒼天 (永塚拓馬)
作詞・作曲・編曲:Nor
Additional Arrangement:堀江晶太
Drums: 新保恵大(PENGUIN RESEARCH) Bass: 堀江晶太 (PENGUIN RESEARCH)
Guitar: yu-ya (vivid undress) All Other Instruments: Nor
収録:『April』(2020)
(AppleMusicより)
BL漫画で有名な『はらだ』さんが手掛けている日常漫画と連動した高校生バンド音楽コンテンツ『Mics!!』の楽曲です。
うまくいってない詞の1A、チャイムで走り出す1Bときて入る1サビで
「今 はじまりの唄 奏でよう 君も 僕も まだ知らない」
と歌われるの綺麗すぎますし、サビで楽器隊全集合してめちゃにぎやかになるの好きすぎる…………。
そうした詞をモノにして"キャラクターの歌"として完成させてる永塚拓馬さんもまたすごいな~と思わされます。
サビの大胆な王道進行 & 下降クリシェ、ドラマチックになっていいですね……。
2サビに……行かない!!
2サビキャンセルからの落ちサビで
「世界が回る度に また新しい季節が来る」
と歌われるとこでベースラインが変化するのマジで好きすぎる……。新しい季節なんだよな……………………。
Sayonara Santa - 坂本真綾
作詞:坂本真綾 作曲:Rasmus Faber, Frida Sundemo 編曲:河野伸
収録:『Driving in the silence』(2011)
(AppleMusicより)
声優である坂本真綾さんの楽曲です。
「出会った頃まだ少女だった」~「もう大人になった / もう会えなくなるわ」というように、少女が大人になっていくことで"サンタ"に会えなくなる、という構造の詞となっています。
詞中で「あなたが好きだった」「明日には誰かのものになってしまうのね」とあることから、曲タイトルにある"サンタ"は特定の男性を指しているように取れますね。
2番の「こんなに背が伸びたのに 歌も上手になったのに 待っててくれたなら」、
という詞からは痛切な思いが伝わってくるかのようなのですが、歌唱はわりとさらりと歌われています。
インストがおおよそずっと同じドラムパターンを繰り返すだけなのですが、そうした淡々と進むつくりは、どこか時の流れの無常さを表現しているようです。
冬の冷たさまでもが伝わってくるようなアレンジがめちゃくちゃ好きでした。
Tomorrow Melodies - トロワアンジュ (日岡なつみ, 阿部里果, 長妻樹里)
作詞:高瀬愛虹 作曲・編曲:森本練
Violin:真部 裕 Bass & All Other Instruments:森本練
収録:『Chain of Dream』(2020)
(AppleMusicあり)
『Re:ステージ!』より。
三声を重ねたハーモニーとヴァイオリンが美しく響く楽曲です。
この楽曲、まずインストのつくりからして非常に良いです。inst版聴くと楽器編成のうまさと音像の広さにビックリします。あと音めちゃくちゃ綺麗ですね…!?!?
メモ:Vocal Direction:真崎エリカ Recording Engineer:神谷ちなみ、秦正憲 (Sound City)
Mixing Engineer:神谷ちなみ Recording & Mixing Studio:元麻布スタジオ
上の対談記事によると、「Tomorrow Melodies」のテーマは『光と闇をつなげる』だそうなのですが、奥行きのあるサウンドに仕上がっていることで、美しい音の響きによる『光』と、その奥に存在する『闇』が両方聴こえてくる楽曲になっている気がします。残響音すら音楽的表現に聞こえます。
本楽曲「Tomorrow Melodies」、歌唱とハーモニーがいわゆる「アニメ声」で行われているのですが、そうした声で歌われることにより生まれる強いケレン味が、美しくつくられたインストと合わさることで、独特の荘厳さが生まれているなと感じました。
『Re:ステージ!』の「トロワアンジュ」にしか表現できない音楽領域に到達しているようにも思われます。
12/16発売
— 森本 練 / Ren Morimoto (@rmsteria) 2020年12月18日
「Re:ステージ!」『Chain of Dream』より
トロワアンジュ「Tomorrow Melodies」
作曲編曲とベースを担当させて頂いてます!
作詞は高瀬愛虹さん!
まるまる通して常時3声ハーモニーで繋ぐ、彼女たちにしか歌えない一曲… ライブが楽しみ…!よろしくどうぞ! #リステ #リステDD #リステップ https://t.co/DyAprs4DdX
終わりだよ~
イトイ圭先生の漫画『花と頬』を読みました。
ミュージシャンの父と2人で暮らす女子高校生・頬子。頬子と同じ図書委員になった男子高校生・八尋は、頬子の父のグループ「花と頬」のファンであり、頬子がその娘であることを見抜く。本好きの頬子と、音楽好きの八尋は、私語厳禁の図書室で筆談をしながら、お互いのことを少しずつ知っていく。(中略)2人の出会いが、ひと夏の物語となっていくさまを静謐な筆致で描いた。
白泉社の『花と頬』作品ぺージに試し読みがあるので読んでいただけると分かってもらえると思うのですが、1コマ1コマの背景や表情、吹き出しのひとつにさえ感情の機微が見られるような、丁寧に描かれた漫画作品です。
読むうちに生じる”間”すら丁寧に演出されていて、『漫画』という表現媒体を極力に活かされていました。
……と言いきっちゃうのもなんかもったいないような、純文学的なニュアンスが強くある作品でした。
(最近読んで言及した和山やま先生『カラオケ行こ!』(「最近聴いている曲2020年11月の部 その3」)もそうなのですが、こうした淡々と進みつつ細かな描写で緻密に関係を描いていく作品が個人的に好きなのかもしれません)
物語自体に大きな波や起承転結が存在するわけではない漫画なのですが、人と人の関係、人物ひとりひとりをしっかり輪郭を持たせて描いた作品であり、読んでよかったと強く思っています。