おはねこ!
じわじわりと暑くなってきましたね
窓を開けていたら熱風が入ってきて、じわりときました
チューリングラブ feat.Sou (Avec Avec Remix) - ナナヲアカリ
作詞・作曲・編曲:ナユタセイジ (※原曲のもの)
収録:『チューリングラブ feat.Sou (Avec Avec Remix)』(2020) (※配信のみ)
(AppleMusicより)
歌手・シンガーソングライターのナナヲアカリさんの楽曲「チューリングラブ」のAvec AvecさんによるRemixです。
フィーチャリングに歌い手出身の歌手Souさんが参加されています。
原曲では、ロックサウンドにチップチューンを混ぜ込んだ楽曲でしたが、「Avec Avec Remix」では、軽快なピアノ・ブラスアレンジが鳴り響くファンタジック・ポップなサウンドになっています。
原曲の「チューリングラブ」と比べて、テンポや、音の雰囲気がふわっとして、広がり・ゆとりのある音像になっているように感じます。
全体的に半テンポっぽくなってるので、落ち着いた、ちょっと大人な印象を受けますね
構成楽器・雰囲気が全然違うRemixとなっているのですが、楽曲「チューリングラブ」としての同一性を保持しつつ、色味豊かに、ダンサブルにアレンジされた「Avec Avec Remix」、こちらもまた素敵ですね。
incl. - meg rock
収録:『incl.』(2006)『mighty roller coaster』(2008)
シンガーソングライター、日向めぐみさんことmeg rockさんの楽曲です。
「グミ」という名義でも活動されています。
アニメ『女子高生 GIRL'S-HIGH』ED曲です。
「incl.」の読みは「インクルーデッド」だそうです。
ランティスの個別ページでは
女子高生のにぎやかな日常とそこに同居する儚さを、meg rock ならではの視点で描きました。アッパーなようでどこか切なく、泣ける。meg rock が創り出すポップはさらなる奥深さを見せてくれます!
(引用:incl. - TVアニメ『女子高生 GIRL's-HIGH』 - meg rock | Lantis web site)
と紹介されています。
Aメロからサビまで、ずっとアーメンブレイク的なドラムパターンで進む構成からは、淡々と過ぎていく"日常"を感じるところがありますね
ただ、そうやって、楽曲が淡々と進むなかでも、夢に向かって進んでいく歌詞が、前向きな印象を与えつつも、今の"日常"から離れていく切なさをも内包していくようですきです。
イントロ、そしてサビで
「僕らは無茶もするけど 泣きたいときには泣いちゃってall right」
と、曲自体の頭、サビの頭から”弱さ”が提示されるのが、質感あってめちゃすきです。
あとサウンドもめちゃ良いですよね
切なさとポップさの狭間にあるような音ですきです
個人的にmeg rockさんは、シンガーソングライター・「日向めぐみ・グミ」よりも、アニメ『物語シリーズ』楽曲の作詞をされていることで知ったので、そちらの印象が強かったのですが、ご自身で作詞・作曲をされている音楽すごく良いですね……。
NEXT COLOR PLANET - 星街すいせい
作詞:星街すいせい 作曲・編曲:酒井拓也 (Arte Refact)
Trumpet:吉澤達彦, 具理然 (Lowland Jazz) Alto Sax:丹澤誠二 (Lowland Jazz)
Trombone:石川智久 (Lowland Jazz) Guitar:中嶋康孝 Bass:小林修己
All Other Instruments & Programming:酒井拓也(Arte Refact)
収録:『NEXT COLOR PLANET』(2020) (※配信のみ)
(AppleMusicより)
アイドルVtuberである星街すいせいさんの楽曲です。
ディスコファンク的なサウンドが眩しいです。
生楽器を呼んだ本格的なセッションが非常に印象的です。ビビる。
個人的に、『Vtuber』というデジタル寄りの表現者が、生音のソウル・ファンクミュージックを歌っている、ということが気になりました。
Vの人の楽曲、デジタルな、エレクトロな楽曲が多い気がしている(※印象で語っています)のですが、生音のホーンセクションがバリバリ入ってるこの「NEXT COLOR PLANET」、"生"の情報量が強いですね……。
生音だけでなく、電子音のビートが入っていることが、ヴァーチャル的な側面を担いつつ、ディスコファンクの要件も満たしているように思えます。
というか、これだけ豪華なインストゥルメンタルに、全く引けを取らない歌唱力を披露している星街すいせいさん、すごいですね……
星街すいせいさんが、ここまでの歌唱力を持っているからこそ、こういった楽曲が用意された・用意することができた、といった面もあるのかもしれませんね すごいな……
作曲・編曲の酒井拓也 (Arte Refact)さんの、こういったゴージャスなアレンジ好きなんですよね
Run Girls, Run!「プリマ☆ドンナ? メモリアル!」とかめっちゃすきです
今日の日はさようなら - Special Favorite Music
作詞・作曲:Yusuke Kume
収録:『NOWADAYS』(2018)
(AppleMusicあり)
男女7人組(※リリース当時)ポップバンド『Special Favorite Music』の楽曲です。
暖かみのある生楽器のサウンドの上で、雨、別れについて歌った詞が綺麗です。
1Aの
「冷たい雨に濡れたら 君の手を取って踊ろう」
「音楽は鳴り響く 君が涙するたび」
という歌詞が本当にすきです。音楽が人生のそばにあった人の詞ですよね
夕暮れといった叙情的な風景や、サビ終わりで何度も繰り返される「お別れ」という言葉からは、寂しげな印象を受けてしまうのですが、サウンドは徹頭徹尾ポップサウンドになっています。
この詞とサウンドの、暖かみのあるコントラストが、「今日の日はさようなら」というタイトルに、質感を与えているように思えます。
最後に
「いつの日かまた逢おう」
と終わるのも本当に綺麗です。雨上がりのような美しさがあります。
Session High⤴ - イロドリミドリ (新田恵海, 福原綾香, 山本彩乃, 佐倉薫, M・A・O)
作詞・作曲・編曲:y0c1e
収録:『Session High⤴』(2018)『卒業』(2018)
セガの音楽ゲーム『CHUNITHM』から生まれたオリジナルガールズバンド『イロドリミドリ』の楽曲です。
『イロドリミドリ』第3期オープニング曲です。
7人で音楽を作ることを「七和音」と表現したり、
1B「ちょっとディスコード ぶつかる時も」といったように、音楽用語が歌詞に組み込まれているのが好きでした。
作詞・作曲・編曲の、y0c1eさんへのインタビューでも語られていますが、この曲をパフォーマンスしているキャラクターは、音楽学校の生徒という設定なので、高度な演奏テクニックが多々用いられいます
技巧が凝っていて、かなり音がわちゃついているのですが、それらの音をまとめて"多幸感"へと持っていく構成は見事ですね
いやほんと各セクションが絡み合って1つの楽曲になってるのめちゃすきです
多幸でもあるし『イロドリミドリ』でもあるんですよね……
この楽曲が収録されているCD『Session High⤴』には、各メンバーのソロ歌唱verも収録されているのですが、月鈴白奈 (高野麻里佳)ソロverがかなりすきでした。
必死に歌っていることが伝わってくる息遣いの歌唱演技、ラスサビの頑張りつつも楽しんでいることが伝わってくる掛け声やハモり、めちゃくちゃ良かったです……。
楽曲最後のいえーーい!ってやつもキャラクターが出ていて本当に良かったです。
キャラクターソングってこういう良さあるよな…と再確認できました。
終わりだよ~
ブログを今月の「その3」まで更新しましたが、6月はもう一度『2020年上半期楽曲10選』の記事をあげようと思っています
ちなみに去年書いた『2019年楽曲10選』はこれです
『2020年上半期楽曲10選』についての記事などをまとめるモーメントを作りました‼
— めがねこ (@srngs_meganeko) 2020年6月21日
⚡️「#2020年上半期楽曲10選 まとめ」https://t.co/70LhkwZ8Yn
Twitterで『2020年上半期楽曲10選』についての記事などをまとめるモーメントを作成しています!
リプライとか頂けると追加しますのでFF外でもぜひ追加させてくださいね!!
ぼくも早めに書きます……。