おはねこ!
8月が…終わる!!
ピンキーフック - 麻倉もも
作詞・作曲:渡辺 翔 編曲:倉内達矢
収録:『ピンキーフック』(2021)
(AppleMusicあり)
声優の麻倉ももさんによる楽曲です。
TVアニメ『カノジョも彼女』ED曲です。
最初に聴いたとき、今までに無かったような曲調で、ちょっと面食らってしまったのですが、
1A「熟考(ou)」→「愛情(ou)」
1サビ「掛けてピンキー(ni)管理(ni)ナイショ(o)をどうぞ(o)」
2サビ「お願い(i)ハンディ(an-i)判定(anei)曖昧(aiai)でいい(i)よ」
といった押韻や、
1B「You know こんな好きってズルイ」→「こんな好きって…」
1サビ「Ah...」
などの同じ言葉・フレーズを繰り返すパートで、言葉毎に歌い方が変わってるところ、キュートで良すぎる……。
そうした歌が、なんかファンキーでかわいいインストに乗ってることにより、全体的に「かわいい」感じになって、今までとはちょっと毛色が違うけど、でもやっぱり麻倉ももさんの楽曲ってラインになってるのすごいな~…と思わされます。
ある種で新境地なのかもしれません…。
今後リリースされる楽曲にも注目したくなるような「ピンキーフック」でした。
ただ無言の圧♪←これすき
ふざけてないぜ - ネクライトーキー
作詞・作曲:朝日
収録:『ふざけてないぜ』(2021)
(AppleMusicあり)
ロックバンド『ネクライトーキー』の楽曲です。
TVアニメ『カノジョも彼女』OP曲です。
ふざけたような楽曲を何度も出してるバンドが「ふざけてないぜ」ってタイトルの曲を出すと…一周回ってめちゃくちゃカッコいい!!!!気がします。
サビ頭「あ~嫌々々! 嫌なことばかり目につくんです」
の、めちゃくちゃ嫌そうな感じすごいですね。
サビ終わり「まだ見ーえーなーい りーそーうでーーーーーー す」
って「でーーーーーー す」で終わるの、本当に理想でしかなさそうで、こういうとこのバランス感覚がネクライトーキーなのかもしれん…と思わされています。
アウトロで、急にオケヒが入ってリズム崩した後、何もなかったように終わるのがタダで終わらん感じあってすきです。
作詞・作曲・ギターの朝日さん(朝日廉さん)は、石風呂名義でボーカロイド楽曲を投稿されていました。
特者生存ワンダラダー!! - 天音かなた
作詞・作曲:田淵智也 編曲:佐高陵平 (Hifumi,inc.)
guitar : 堀崎 翔 bass : 田淵智也
drum : 裕木レオン other all instruments : 佐高陵平 (Hifumi,inc.)
収録:『特者生存ワンダラダー!!』(2021) (※配信のみ)
(AppleMusicあり)
ホロライブプロダクションに所属されている、Vtuberの天音かなたさんによる楽曲です。
1B「万事がバッチリ イケてるに決まってる」の韻踏みながら言葉遊びしてくの本当に好きすぎる……。
『夜桜四重奏』などの作品で、田淵智也さんがキャラソンを書かれることがありましたが、Vtuberの方に書かれた「キャラソン」、人間のキャラソンだ…的な感覚がちょっとあります。
なんというか、人格をキャラクタライズして表に出していくエンターテイナーの方々の「キャラソン」、アニメキャラクターの「キャラソン」の文脈にも乗るんだな…と改めて思わされたような気がしています。
(悪口ではないです!)
というか1B「万事がバッチリ イケてるに決まってる」でメロがどんどん上がって盛り上がって
「かなたちゃん☆」
と、ブレイクしながら自分の名前歌う構成、マジで決まってて好きです。
ファンの方々いわく、「おばか!」など天音かなたさんがよく言うような言葉も練り込まれているそうで、やっぱ最終的に「天音かなた」さんの楽曲になってるのがめちゃいいな~と思っています。
編曲、及び演奏陣のプレイもすごくて、飽きさせず4:24を爆速で駆け抜けていく様、すごかったです……。
わんだらだら♪
アイスクリーム シンドローム - スキマスイッチ
作詞・作曲:スキマスイッチ
収録:『アイスクリーム シンドローム』(2010)
『POPMAN'S WORLD〜All Time Best 2003-2013〜』(2013) など
(AppleMusicあり)
大橋卓弥さんと常田真太郎さんによる音楽ユニット『スキマスイッチ』の楽曲です。
アニメ映画『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク』主題歌です。
1A→1A'→1A''と繰り返す構成が
1A''「もう何年演じているんだろう 親友としてのキャスティング」
という歌詞を際立たせているように思えます。
1B「どうにか焼き付けられないかな」
からストリングスで滑らかに1サビ「そっとファインダーを覗いたら」に接続されるのが美しいです。
叙情的な歌詞にピアノとストリングスが綺麗に入る、しっとりとした音の質感が出てますね。
アウトロのストリングス、かなり豪快に動くのがめちゃくちゃ好きです。
こういうストリングスに、J-POP特有の面白さのようなものを感じています。
紺に花 - 赤い公園
作詞・作曲:津野米咲
収録:『THE PARK』(2020)
(AppleMusicあり)
ロックバンド『赤い公園』の楽曲です。
ストリングスとピアノがにぎやかに響くイントロが鮮烈です。
卒業の歌になっています。
1サビ、アウフタクトで「桜」の「さく」まで歌って、次の小節1拍目「ら」のキメでタンッとドラムが鳴るの、感情がスイッチするようですごく好きです。
1サビの歌詞、「桜はらり、焦る、逸る いくじなしの私を急かすみたいに」
と、「桜が散る」ことを「卒業で別れが近づいている」状態を示すのに使っているのがすごく鮮やかに感じています。
演奏、インストはエネルギッシュなのですが、歌詞が一人称視点で淡々と進むのが、世界・時間の進みと自分の意思が離れていることを際立たせている気がしています。
2サビ「レンズ越しに笑うだけで 手が震えた私に気づかないでね」
の、一人称で世界が進んでいることと自分の感情を表している一節、本当に美しいです。
そこから間奏・落ちサビなしで1サビをもう一度繰り返す構成、ダイナミックでいて美しく、素晴らしいです。
終わりだよ~
イラストレーターのめばち先生による作品集が楽しみです。
めばち先生のイラストすごく好きなんですよね……。
6月の展覧会もめちゃ良かったので、作品集ぜひ買いたいな~という気持ちです。
めばち先生の #とうめいなゆめ展 めちゃ良かった……🌷
— めがねこ🦔 (@srngs_meganeko) 2021年6月4日
(写真撮影・アップロードOKでした) pic.twitter.com/v8vble47Vt
や、虹ヶ咲EDもレヴュースタァライトEDも三ツ星カラーズEDもめちゃ好きなんですよね……。
本日7月29日発売の『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』「無敵級*ビリーバー」にデザインワークスとして参加しています!衣装デザインしました よろしくお願いします https://t.co/LnuD1SiZll pic.twitter.com/mNOR7OsaDS
— めばち 作品集「ゆめの水平線」9/17発売 (@mebachi) 2020年7月29日
中須かすみさん……。
未来ハーモニー✨ pic.twitter.com/YouPWeg2Xa
— めばち 作品集「ゆめの水平線」9/17発売 (@mebachi) 2020年7月29日
中須かすみさん…………………………。
これ知らないうちに発売されて知らないうちに売り切れてて持ってません……。