ねこおきば

なにかをかきます

最近聴いている曲2023年2月の部 その2

おはねこ!

センチメンタルレモネード - 松浦果南 (諏訪ななか) from Aqours

作詞:畑 亜貴 作曲・編曲:江並哲志

収録:『LoveLive! Sunshine!! Third Solo Concert Album ~THE STORY OF “OVER THE RAINBOW”~ starring Matsuura Kanan』(2023)

センチメンタルレモネード

センチメンタルレモネード

  • provided courtesy of iTunes

(サブスクあり)

TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』のキャラクターである、松浦果南さんによる楽曲です。

キャラソンのラグジュアリー歌謡!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「歌謡曲でありながら、J-POPでもない何か・・・・おもに80年代のバブリーな予算と楽曲のクォリティが幸せな正比例をしている音楽。テレビドラマ、アニメ、CMなどのブラウン管から浴びた、お茶の間感覚の親しみやすいもありながら、洗練された楽曲。どうしても漂ってしまう上品さ(極嬢とダンディズム)。アイドル歌謡でありながら、洋楽志向のジャパニーズ・ポップスだけがもつ、カフェでなくパーラーな感覚……。そうした要素を「ラグジュアリー」という言葉に込めたつもりです。」

引用:『ラグジュアリー歌謡』

https://merurido.jp/magazine.php?magid=00028&msgid=00028-1496307822

や、松浦果南さん(CV:諏訪ななかさん)の歌声にこうしたサウンドがめっっっっちゃ合っててマジで最高です。嬉しいね……。

声優楽曲のラグジュアリー歌謡、最近だと鈴木みのり「ときめきの時空と林檎」(作詞作曲編曲:無果汁団)(※ちょっと複雑めですが)があったのですが、キャラクターソング、それも女子高生のキャラクターにこういうサウンドが当てられることあるんだな~、でもめちゃくちゃ合ってる……!!の気持ちです。

ときめきの時空と林檎

ときめきの時空と林檎

(や、井上ほの花「スパークリング・チャイナタウン」(2016)が本当に好きで……

最近聴いている曲2021年10月の部 その1 - ねこおきば)

2B「センチメンタルマンゴープリン ぷるんと揺れて」、「ぷるん」が、唇を使ってぷるんって言う感じの歌い方(文章で伝えづらい!)が取られていました。

特にキャラクターものでこういうアプローチ、珍しい気がするのですが、この「ぷるん」で少し懐かしい感じ、松浦果南さんのちょっとお姉さんな感じが出ていてめちゃいいな~~と思いました。

ラスサビ転調で…笑顔!!

 

作曲の江並哲志さんは、

ラブライブ「だってだって噫無情」「にこぷり♡女子道」

ナナシス「ひよこのうた」

スフィア「Non stop road

ミリマス「ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン」

SideM

カフェパレ「A La Carte FREEDOM♪」彩「和風堂々!~WAnderful NIPPON!~」

などを手掛けられています。

 

Take your hand - アニスフィア・ウィン・パレッティア (千本木彩花), ユフィリア・マゼンタ (石見舞菜香)

作詞・作曲・編曲:Kijibato

収録:『Only for you』(2023)

Take your hand

Take your hand

  • アニスフィア・ウィン・パレッティア(CV:千本木彩花)、ユフィリア・マゼンタ(CV:石見舞菜香)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(サブスクあり)

TVアニメ『転生王女と天才令嬢の魔法革命』キャラクターソングです。

キャラクターゆるラップ、本当の感謝…………。

Bメロのラップ

「完璧でみんなの模範で 私にないものたくさんもってて

でも泣くのも怒るのも笑うのも 下手なんだろうなって思ってて」、

これがキャラクターの『ラップ』ってスタイルで出てくることで『本心』っぽさの演出になってるのめちゃくちゃ良くて……。音処理も上手くて……。

その後の、

「あの日 勢いに任せてさらったのが」、「さらった」ってワードが本編ストーリー由来とはいえ結構びっくりするワードなのですが、次に来る

「あなたでよかった」

がトニックになること、めちゃくちゃ安心しますし、ユニゾンのサビが本当に気持ち良く聴けるんですよね……。

(そのあたりの言葉選びもキャラソンしぐさっぽくて加点なんですよね…)

こういう音設計から構成が計算されてそうな音楽、作詞・作曲・編曲を全部されてるトラックメイカーさんならではかも、と思っています。というかクオリティがすこぶる高くて……。

2サビに…行かない!!

2サビキャンセル構成からのフィルター効いたギターソロ、ドリーミーな浮遊感があって良かったです…!!

 

作詞・作曲・編曲のKijibatoさん、今期だけで

TVアニメ『イジらないで、長瀞さん』2期ED「MY SADISTIC ADOLESCENCE♡」

(共作詞・作曲・編曲)

TVアニメ『スパイ教室』エルナED「Fool on the secret」

(作詞・作曲・編曲)

TVアニメ『転生王女と天才令嬢の魔法革命』キャラソン「Take your hand」(この曲)

(作詞・作曲・編曲)

と、めちゃくちゃ書かれててめちゃくちゃすごいです、注目していきたいですね……。

 

Play Again - ツルマルツヨシ (青山吉能)

作詞:Cocoro. (Dream Monster) 作曲・編曲:佐藤厚仁 (Dream Monster)

収録:『『ウマ娘 プリティーダービー』WINNING LIVE 10

Play Again

Play Again

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(サブスクあり)

ウマ娘 プリティーダービー』キャラクターソングです。

サウンド、良すぎ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

丁寧かつ鮮やかな音作り・音の重ね方で構成されたサウンド、それ自体も本当に素晴らしいのですが、そのサウンドの主旋になるツルマルツヨシさん(CV:青山吉能さん)の歌声にちゃんとパワーがあってめちゃ良くて……。

そうしたサウンドと歌声のマッチが、キャラクター『ツルマルツヨシ』の病弱な身体でも走り抜く…!というストーリーを浮かび上がらせていてめちゃくちゃ良かったです。

 

花火と漫画とチョコと雨 - はちみつロケット

作詞:いしわたり淳治 作曲:林田健司 編曲:CHOKKAKU

収録:『花火と漫画とチョコと雨』(2018)

(サブスクあり)

アイドルグループ『はちみつロケット』の楽曲です。

作曲:林田健司 編曲:CHOKKAKU

↑感謝……………………。

(SMAP「君色想い」「$10」(共編曲)「青いイナズマ」(共編曲)

関ジャニ∞「イッツ マイ ソウル」「アカイシンキロウ」「ギガマジメ我ファイト」など)

ブラスとワウギターが鳴っていると…本当に嬉しい。

歌詞の「雨で花火大会が中止で君に会えなくなって悲しい」に対してブラスギターマシマシファンクなの、諦められない気持ちが滲んでるようでいいな~と思っています。

1サビ「会いたいけど 何か理由がなくちゃ 会えない恋がもどかしい」、長いフレーズをバシっと決めててすごくて……。

2サビで「恋」が「距離」になる押韻もめちゃ好きで……。

Dメロ「下を向いた瞬間 ふいに夜空で 遠く 花火が光った」から、

落ちサビ「雨上がりの街を 浴衣で駆けた

漫画とチョコが邪魔だなあ

あんなこと言わなければ… こんな荷物はいらないのに」

で歌詞に散らばってた要素全回収 & 楽曲タイトル『花火と漫画とチョコと雨』回収される流れ、非常にドラマチックで大感動でした……!!!!

ちょっとゴテっとしてるタイトルが全回収されると…本当に嬉しい。

 

青空Jumping Heart - Aqours

作詞:畑 亜貴 作曲:伊藤 賢, 光増ハジメ 編曲:EFFY

収録:『青空Jumping Heart』(2016)

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours CHRONICLE (2015〜2017)』(2020)

青空Jumping Heart

青空Jumping Heart

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(サブスクあり)

TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』から生まれた声優ユニットAqours』の楽曲です。

TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』OP楽曲です。

ストリングス(シンセ?)もシンセ電子音も入った大正義アイドルアニメポップス、7年経ってもバチバチにいい曲で…………。

7年前!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

(アニメ放送:2016年夏)

ちょこちょこ入ってくるチューブラーベル、"始まり"っぽくてめちゃくちゃいいんですよね……。

(※NHKのど自慢で鳴らされてるやつ)

先日2/12、ライブイベント『ラブライブ!サンシャイン!! Aqours EXTRA LoveLive! 2023 ~It’s a 無限大☆WORLD~ <Valentine's Day Concert> Day.2』に行ってきました。

Aqoursのライブに行くのは3回目で、前回前々回がAqours2回目の東京ドーム(声出し無し)で「青空Jumping Heart」披露無しだったのですが、今回声出しありで「青空Jumping Heart」が披露されてめちゃ嬉しかったです。

初めて現地・声出しありで聴いて分かったのですが、

サビ

「はじめたい! My Story (さあっいまだ) 青い空が待ってる\フゥー/夢を抱きしめて…」

の「\フゥー/」、観客も一緒に言う感じなのですが、そこのグルーヴ感がマジで本当にめっちゃくちゃ気持ち良いんですよね………………。

「ま ー ー ーっ / て る 休 休 / 休 休 休 (フゥー!)&ゆ / め を だ き…」

と、観客の「\フゥー/」とAqours歌唱の「夢を抱きしめて」の「ゆ」の音が『4拍目の16分の4つ目』に同時にあることによるグルーヴ感、楽曲の推進力が、現地で実際に混ざってやってみると本当に凄まじかったです。

あ、この楽曲は本当の本当にライブアンセムで大正義楽曲なんだな……と身をもってハッキリと判らされました。すげ……。

iTunesの再生回数みたら100回くらい聴いてたんですが、やっぱライブって生ものなんだなと思わされた一件でした……。

 

ラスサビ、

「夢をつかまえに行くよ どんなことが

おこるのか分からない未来」

の外し方、メロの外し方と歌詞の「どんなことがおこるのか分からない未来」という意味のシンクロ、当時もそうですが、今聴くと本当に泣けるように思えます。


終わりだよ~