おはねこ!
ブログは早め早めの更新が良いらしいね。
光る地図 - 月ノ美兎
作詞・作曲・編曲:長谷川白紙
収録:『月の兎はヴァーチュアルの夢をみる』(2021)
(AppleMusicあり)
バーチャルライバー(Vtuber)である月ノ美兎さんの楽曲です。
提供:長谷川白紙さん!!!!!!!!!!!!!!
現代エレクトロジャズポップ(?)みたいな楽曲が月ノ美兎さんに用意されて…嬉しい。
音をカットアップして無理やり無音 兼 キメ的なことするのクールすぎる……。
サビの「いたーーいのです」みたいな、メロディのグルーヴ感ある節回しも、また素敵です。
曲全体でやってることめちゃくちゃなんですけど、『月ノ美兎』という存在(ボーカルというより"存在")を軸にすることでギリまとまってるバランスがマジですごいな~と感じます。
みとらじギャラクティカ - 月ノ美兎
作詞:七条レタス (IOSYS) & まろん (IOSYS) 作曲・編曲:ARM (IOSYS)
収録:『月の兎はヴァーチュアルの夢をみる』(2021)
(AppleMusicあり)
バーチャルライバー(Vtuber)である月ノ美兎さんの楽曲です。
令和のIOSYS!!!!!!!!!!!!!
「三倍アイスクリーム!」「ぺったんぺったんたん(「めうめうぺったんたん!!」の引用)」「流星のように~→キラッ☆」
みたいな声ネタも多いですね、というか「めうめうぺったんたん!!」って引用されうるんですねの気持ちが少しあります。
令和に「地球生まれ インターネット育ち」(Dragon Ash「Grateful Days」)が引用されるのか~と思っていたのですが、昔からインターネットしてた(っぽい)人の楽曲、と考えるとそういうアプローチもありですね、の気持ちです。
(余談ですがDragon Ash「Grateful Days」が色々あって配信に出てないの今知りました)
「光る地図」も「みとらじギャラクティカ」も、かなりハチャメチャやってますし、他の曲もだいぶハチャメチャなのですが、こうした方向性の違うハチャメチャをやっても統一性があるように感じられてしまうのが、『月ノ美兎』さんの魅力であるように、改めて思わされました。
待ちぼうけ銀河ステーション - でんぱ組.inc
作詞:高橋久美子 作曲・編曲:三好啓太
収録:『最Ψ最好調!』(2016)
(AppleMusicあり)
アイドルグループ『でんぱ組.inc』の楽曲です。
1A
「あぁ 赤いいちごがないショートケーキは
広い宇宙 ひたすら泳いでるみたい
きっと ラクダに乗ってあなたも
月の砂漠 旅してる」
↑頭から既にすごい……。
この歌詞、やはりチャットモンチー『バースデーケーキの上を歩いて帰った』で
≪環七通りの下の明かり≫のことを、
「バースデーケーキの上を歩いて帰った
マンションの向こうまでろうそくは続いて」
と形容した人の感性なんですよね……。
この詞から始まることで、ジャジーなサウンドが宇宙に接続されているように思えます。
1サビ
「神さまの魔法 少しもらって 君と光りたい
そうよ 土星の輪っか 頭につけて Lovin you!!」
2サビ
「私たち きっと 前世 双子ね
手相・占いじゃ・KY線の形までもが同じなんだよ
生命線は途中で切れちゃってるけど 素粒子になっても大好きさ」
とか本当にすごくて……。
「素粒子になっても大好きさ」、いわゆる「死んでも大好き」よりも大いなる感じ・無限な感じがあってこういうセンスがやっぱりズバ抜けられてるな……という気持ちです。
神秘性がそのまま身体性に結びついてる感じもすごく好きです。感覚……。
2A
「ねえ 青い空の隙間に 近未来
ぽっかりと浮かんでいたんだ 帰り道
きっと 私の気持ちを惑わせてる
秘密主義のUFOね」
で「UFO浮かんでるんだ~」と思ったところで、2Bで暴れたおすのがめちゃくちゃ好きです。
でんぱ組の曲が暴れてくれると…嬉しい!!
ラスサビ「神さまの魔法~(3:45)」前、めちゃくちゃ「ラスサビ入るぞ!!」の雰囲気になるのですが、「ラスサビ頭でインスト消える」のが「宇宙に放り出された」感覚があってすごく素敵です。
本当にめちゃくちゃ好みの楽曲で、2016年リリース時点で聞いておきたかった気持ちがすごいです……。
雨と涙と乙女とたい焼き - 乙女新党
作詞:高橋久美子 作曲:日高央 編曲:ヤマモトショウ・rionos
収録:『雨と涙と乙女とたい焼き』(2016)
(AppleMusicあり)
アイドルグループ『乙女新党』の楽曲です。
TVアニメ『ナースウィッチ小麦ちゃんR』ED楽曲です。
≪雨の歌≫で
1A「泣くのもいいね 水は巡り輝く」
って歌うのがすごくて…………。
3Bの
「願い事は胸にたまるよ」
ってフレーズも美しいです。雨が救いのメタファーになってて…………。
四つ打ちのビートとクラップで2ラインのリズムがあると…楽しい!!
グルーヴィーな音楽が大好き。
全体に薄く広がりながら鳴ってるシンセが、いい感じの湿度をもたらしているように?感じています。
雨もいいのかもしれん、外で雪が降りそうな季節にそう思っています。
初心LOVE - なにわ男子
作詞:栗原暁 (Jazzin'park) 作曲:久保田真悟 (Jazzin'park), 栗原暁 (Jazzin'park) 編曲:久保田真悟 (Jazzin'park)
収録:『初心LOVE』(2021)
(配信なし)
ジャニーズ事務所のアイドルグループ『なにわ男子』の楽曲です。
令和の王道キラキラジャニーズポップス!!!!!!!!!!!!
Aメロ四つ打ち、Bメロで溜めつつ盛り上げてサビ前ブレイク→サビって流れ、ちょっと洋楽チックなんですが、ちゃんとジャニーズっぽい?、王道さがある楽曲にまとまっているのは、さすがのJazzin'park Worksですね……。
「初心(うぶ)」って言葉、音が「uu」ですし、「初心(うぶ)LOVE」になると「uuau」と、かなりくぐもった音になってしまうのですが、
『上手く恋愛ができない模様を歌ったジャニーズアイドルのデビューシングル』
という状況下において、≪初心LOVE≫というくぐもった響きが、青々としつつもフレッシュさがある言葉のように感じられました。
感じられませんか??????
King & Princeで、映画『かぐや様は告らせたい』の楽曲だから、少し古風な「koi-wazurai」(恋煩い)という言葉をチョイスした、というエピソードがTV番組『関ジャム』で語られていましたが、そういうセンスが本当に光っていますね……。
サビの「シュンとなって キュンとなって 初心(うぶ)だね」の「uuae」、めちゃくちゃ良く聞こえます。uuaeなのに…。
Dメロで、急にバッキングのノリ変わってストリングスのフォール入ったりするとこ好きすぎる……。
突然にファンクのノリなんですよね。
今までキラキラサウンドでやってた流れからファンクになると、取り繕いきれなかった恋心が溢れる感じありますね。
ラスサビ転調が…大好き!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この楽曲の最後に、
「こうしよう 二人は めげないロミジュリ」
で終わっているのが、手元にあるようでない憧れを歌うようで、とても素敵に思っています。
終わりだよ~
2021年、終わる!?!?!?!?!?!?
終わってしまうので、『2021年12月の部 その3』まで記事を書いたら、「2021年楽曲10選」をアップしようかな~と思っています。
↑これは去年の記事です
12月をテンポアップして今年を終わらせたいな~と思っていたらもう12/20になっていたので、焦っています。記事が終わってないので……。