ねこおきば

なにかをかきます

最近聴いている曲2020年10月の部 その1

おはねこ!

まだ大丈夫でしょ、って半袖着て寝たら鼻風邪をひきました。

暖かくして寝たほうがいいらしいです。

 

絶対零度θノヴァティックワルキューレ (JUNNA, 鈴木みのり, 安野希世乃, 西田望見, 東山奈央)

作詞:図司純子〈Eidy〉, 河嶋晃一〈Eidy〉, 作曲:図司純子〈Eidy〉, 河嶋晃一〈Eidy〉, Mitsunori Ikeda 編曲:Mitsunori Ikeda

ストリングス編曲:倉内達矢 ストリングス:真部裕ストリングス

ギター・プログラミング:いけだみつのり

収録:『絶対零度θノヴァティック / 破滅の純情』(2016)『Walküre Trap!』(2016)

絶対零度θノヴァティック

絶対零度θノヴァティック

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(AppleMusicあり)

アニメ『マクロスΔ』後期OP楽曲です。

作中に登場する戦術音楽ユニット『ワルキューレ』の楽曲です。

電子的なドラムンベースと生音のストリングスが絡み合う、ギャラクティックなサウンドがとても素敵です。

Aメロ、エレピを入れることで最初はまず音をシメてきてるの好きです。

1サビ「超ビッグバン深呼吸ジェネシス」、このフレーズ使える作品・アーティストかなり限られますよね、すごい……。

ドラムンベースに生ストリングスを合わせた、壮大で超銀河的なインストゥルメンタルをバックに歌われるのが恋愛詞であることが、『ワルキューレ』がいかなるものかを示している気がします。

落ちサビ「触れ合った頬の温もりがぬぐえない」と歌ったあとの

「放て 禁断スプラッシュ共鳴」→「飛べる愛の 生きて スーパーノヴァティック」、すげ~~~~……。。。。。。。。。。

10月1日に『マクロス』シリーズ関連曲のサブスク配信が解禁されました。

 

恋! ハレイション THE WAR - ワルキューレ

作詞:深川琴美, 姉田ウ夢ヤ 作曲・編曲:姉田ウ夢ヤ

ストリングス編曲:倉内達矢 ストリングス:室谷光一郎ストリングス

ギター・プログラミング:姉田ウ夢ヤ

収録:『Walküre Attack!』(2016)

恋! ハレイション THE WAR~without Freyja~

恋! ハレイション THE WAR~without Freyja~

  • provided courtesy of iTunes

(※without Freyja版のもの)(AppleMusicあり)

アニメ『マクロスΔ』に登場する戦術音楽ユニット『ワルキューレ』の楽曲です。

これから何かが始まることを予感させるような、さわやかさとワクワクした雰囲気が同居した楽曲です。

Aメロ頭「目覚めれば動き出す物語~」という歌い出しから始まり、

「発射直前 スリー トゥー ワンピースをひるがえしたら みなぎる YA! 倍速エンジン」

というフレーズの譜割り、初見時はかなり面食らったのですが、目新しさを感じさせる節回しですよね。

その後のBメロ「ぶつかって 銀河級 ドキュッ! とブッ込み デ・カルチャー!」もすごいです……。

「銀河級」から「ドキュッ!」で韻踏むの、アリなんだ……。"デ・カルチャー"…………。

1サビでキュイーッて鳴ってる古めのシンセ、かわいいですね。

その後2Aでは、1番とは違うメロでジェットコースター的に展開。

ずっとすごい曲です。

共作詞、作曲・編曲の姉田ウ夢ヤさん、この楽曲でお名前を覚えました。

いやさすがにこの楽曲出されたらお名前覚えますね…………。

他の楽曲に

マクロスΔ「ジリティック♡BEGINNER」(作編曲)「不確定性☆COSMIC MOVEMENT」(共作詞・作編曲)

アズールレーン「ニアー・ユアー・サイド」(作編曲)

ReVdol!「絶対! Has Come」(作編曲)

などがあります。

フォロワーのらゅしあさんのブログに詳しくまとまっているのでリンクを貼らせていただきます……。

astro-phom.hatenablog.com

10月1日に『マクロス』シリーズ関連曲のサブスク配信が解禁されました。

 

恋愛サーキュレーション千石撫子 (花澤香菜)

作詞:meg rock 作曲・編曲:神前暁

収録:『アニメ「化物語 第四巻 / なでこスネイク【完全生産限定版】」DVD / BD』(2010)

化物語 音楽全集 Songs & Soundtracks』(2011)

歌物語 -<物語>シリーズ主題歌集-』(2016)

恋愛サーキュレーション

恋愛サーキュレーション

  • provided courtesy of iTunes

(AppleMusicあり)

アニメ『化物語』第10話OP楽曲です。

言わずと知れたCV:花澤香菜さんによるゆるかわヒップホップです。

唯一無二の声質を持つ花澤香菜さんに恋愛についてのラップをさせてるの、ディレクションが本当にうまいな~……という気持ちです。

神前:キャラクターソング担当という前提で話しますが、キャラクターのどこを切り出してフォーカスを当てるかという、アイデアレベルの部分でめちゃくちゃ気を使っていて。そこを面白がってもらえたのかなと思います。たとえば千石撫子の「恋愛サーキュレーション」(『化物語』オープニング・歌唱は花澤香菜、作詞はmeg rock、作曲・編曲は神前)だと、無口で引っ込み事案で可愛い女の子にラップをさせると思いついた時点で「勝ったな」と(笑)。そのうえで音楽的にキャッチーなものを作るんですけど、最初のスタートダッシュで決める方向性が物を言っていたのかもしれません。

引用:「<物語シリーズ>でミニマル×会話劇という手法は定番化した」 - Real Sound|リアルサウンド

https://realsound.jp/2018/01/post-145128_2.html

やっていることはヒップホップ系音楽なのですが、ブラスが華々しく鳴っていたり、裏打ちにストリングス・テケテケのギター・かわいい系シンセ、といった歌もの、特にアニソン系歌ものからの延長にあるサウンドが、この楽曲を素敵に彩っているように思えます。

最近の音楽トレンドで、無機質なサウンドを指向したスタイリッシュな楽曲が多い気がしていて、そうした楽曲も好きではあるのですが、この「恋愛サーキュレーション」のような"華々しさを持った打ち込み楽曲"が恋しくなることがあり、最近また聴きだしています。

 

ツッパリくん vs 関取マン - 押本ユリ (渡部優衣), 新庄かなえ (三森すずこ), 高宮なすの (鳴海杏子), 板東まりも (花澤香奈)

作詞・作曲・編曲:やしきん

収録:『ツッパリくん vs 関取マン』(2016)『てーきゅう BEST』(2016)

ツッパリくんvs 関取マン

ツッパリくんvs 関取マン

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(AppleMusicあり)

アニメ『てーきゅう』第7期OP楽曲です。

てーきゅう』のアニメは第4期~第7期まで4クール連続で放送されており、第7期は一度その放送に区切りをつけることとなりました。(のちにうさかめ・第8期・第9期が放送)

「ツッパリくん vs 関取マン」なんてタイトルで超良い幕引き感出せてるのめちゃくちゃすごくないですか???????

というか最初、「第7期OP曲のタイトルは「ツッパリくん vs 関取マン」!!」って紹介されたときは本当に「?」という気持ちだったのですが、サビでのユニゾンから繰り出される「窮鼠猫嚙み→神頼み」「強固なまわし→手を回し」の力業の押韻、落ちサビでの尾崎豊パロディ(「15の夜に~」→楽曲「15の夜」)、ブルーハーツっぽいパロディ(「ドブネズミに~」→楽曲「リンダリンダ」?)でもうなんか

「いい曲だなこれ……」

って思わされてしまうんですよね……。

不良ソングをリスペクトした楽曲でグランドエンディング感って出せるものなんですね……。(?)

最近のフォロワーさんのツイートでこれにようやく気付きました

ツッパリHigh-School ROCK'N ROLL (登校編)

ツッパリHigh-School ROCK'N ROLL (登校編)

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言われてみれば

ツッパリくん vs 関取マンのBメロ「突っ張り 大スケール 猛進 ビックリ ちょっとまって モーメント」、

ツッパリHigh School Rock’n Rollのサビ「ツッパリHigh School Rock’n Roll ツッパリHigh School Rock’n Roll」

がかなりリスペクトされた歌詞になってますね、今まで全然気づかなかったし言及してるネットの書き込みも皆無でビックリしました……。

 

Edel Lilie - 一柳隊 (赤尾ひかる, 夏吉ゆうこ, 井澤美香子, 西本りみ, 紡木吏佐, 岩田陽葵, 星守紗凪, 遠野ひかる, 高橋花林)

作詞:安藤紗々 作曲:俊龍 編曲:秋月須清

収録:『Edel Lilie』(2020) (※配信のみ)

Edel Lilie

Edel Lilie

  • 一柳隊
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(AppleMusicあり)

アニメ『アサルトリリィ BOUQUET』ED曲です。

キャスト同一の舞台『アサルトリリィ League of Gardens』でも披露されました。

キラキラしたシンセサウンドと重厚なストリングスが綺麗に噛み合っています。

『アサルトリリィ BOUQUET』はざっくり言うと、女学院に通う少女たちが謎の生命体に立ち向かっていく────!!というストーリーなのですが、そうした物語観がこの「Edel Lilie」に全て詰まっているように思えます。それほど楽曲の出来が良かったです。

静謐さと激しさを提示するイントロから半テンポになり落ち着くAメロ、だんだんとヒリヒリした雰囲気になるBメロ、そしてBメロ終わりぎわ、連続した三連符による「傷跡がそう叫んでるよ」からの展開がすごい!!!!

Bメロ終わり、サビ直前にストリングスが煽って、煽って、直後に一瞬無音になってストリングス鳴る→サビ入りでキメ入りつつ「イノチ 感じるほどに…」

って展開が本当にカッコいいです。シビれました。今期イチのサビ入りでは?

サビ頭も「イノチ」と重めの体言を一度ドンと出してくるの強いですね、しっかりサビでキメるぞ!!という気迫がすごいです。

サビのメロディラインもストレートで本当に強いです。

やっぱりこういうメロは作曲:俊龍さんがうまいですね……。

あとこの楽曲、歌い手の息遣いが結構そのまま入っているような気がします。

デジタルサウンドが主体になるパートがありつつも、命のやりとりへの緊迫感が失われていないのは、そうした要素からの影響もあるのでしょうか……?

編曲の秋月須清さんは

ロックバンド・UNISON SQUARE GARDEN 「春が来てぼくら」ストリングスアレンジ、「オーケストラを観にいこう」オーケストラ編曲、「アンドロメダ」編曲や、

田所あずさ運命ジレンマ」弦編曲、竹達彩奈「Little*Lion*Heart」弦編曲

などの実績があります。

オーケストラ系が得意な方なのかな~と思っていたのですが、この「Edel Lilie」ではSizuk・俊龍サウンドのリスペクト的なシンセサイザーや電子音のビートが効果的に用いられており、氏の音楽への深い理解が伺えます……。

サビ終わりにアーメンブレイク入ってるの、音楽的な治安の悪さがあると共に不穏な雰囲気を出すことにも一役買っていて本当うまいですね……。

あと間奏のギターソロもギュンギュン鳴ったりピロピロ鳴らしたりして技巧がすごいです。

ギターすごいな~と思っていたらギタリストは神田ジョンさんだそうで納得がいきました。

というか「Edel Lilie」、CDでのリリースがない(配信限定)の結構ビックリしました。

詳しい演奏者情報とか知りたいですね……。

それはそうとサビ頭の一枚絵は衝撃的ですね。なんで?


終わりだよ~

 

ここでお知らせで~す

2020年10月25日に開催される音系即売会《M3秋》ですが、【第一展示場 E-11】にて頒布されるCD『side by side』の3曲目「セミロング」に作詞で参加しております。

今週日曜です。何卒よろしくお願い致します。 

M3-2020秋 一般参加ご案内 | M3 - 音系・メディアミックス同人即売会