ねこおきば

なにかをかきます

最近聴いている曲2020年7月の部 その1

おう なつだぜ

 

銀のイルカと熱い風 - 大槻唯 (山下七海), 緒方智絵里 (大空直美), 新田美波 (洲崎綾)

作詞:森由里子 作曲:俊龍 編曲:Sizuk

収録:『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS MASTER SEASONS SUMMER!』(2017)


【アイドルマスター】「銀のイルカと熱い風」(歌:大槻唯、緒方智絵里、新田美波)

(配信なし)

アイドルマスター シンデレラガールズ』より。

イントロのギターが……強い!!!!!

激しめのビートで進みつつも、サビ'で「ぼーくーとー!」で一度グッと引くことでの二段構え、すきです。

前述のギターもそうなんですが、全体的にメロも力強くてギラギラした夏が想起されます。

作曲:俊龍さんの楽曲、サウンドもそうですが、メロの強さも魅力的に感じています。

夏、始まってんな…………(冷房をつけながら)

 

青すぎて - HUiT (西田望見, 南早紀)

作詞: 頓宮秀人 作曲: 頓宮秀人, 細井健太 編曲:清水"カルロス"宥人

収録:『刹那、轟く歓声<先攻>』(2020) (※現在入手困難)

(試聴・配信などなし)

アプリゲーム『八月のシンデレラナイン』より。

八月のシンデレラナイン』の公式ジャンル名は、「野球型青春体験ゲーム」なのですが、「青すぎて」という楽曲タイトルが示すように、部活に打ち込んだ青春を歌う詞になっています。

1A「詰め込んだ夢を 投げつけた空に 手放してみたら 以外と小さくて」

1A'「才能ってなんだろう 血豆を眺めて ドラマみたいな日々を思ってたのに」

1B「変わり続ける日々に 取り残されてく 溜まる土 増えてゆく」

と、日々に鬱屈するような感情が表出するA・Bメロから、

1Bで「ふと見た空が綺麗だなんて嫌んなるな」と歌い、アウフタクトで食うようにサビに入る息もつかぬ構成、聴いていて疾走感と共に焦りも感じさせられますね。

サビ入りと同時に鳴るリバーヴ強めのクラップは、爽やかながらもジワりとした夏を感じさせます。

歌唱は声優の西田望見さん、南早紀さんですが、両者とも高音に感情が乗ったときの響きが心に来ます。

2B終わり→サビ前にある、一瞬の唐突なギターリフは、変わらない日々の変化を示しているのでしょうか……。

落ちサビ「仰向けって 空を見つめていられるように 投げる 何度でも 空を埋めるように」

→「詰め込んだ夢を 投げ返す君から 受け取ったボールで 少しわかった」

と前向きに終わる詞がすきでした。

聴き終えたあと、ひと夏が過ぎたかと錯覚するような楽曲でした。

 

ラビンNν - リルネード

作詞・作曲・編曲:浅野尚志

収録:『ラビンNν』(2019)『はじまりのはじまり』(2020)

ラビンNν

ラビンNν

  • リルネード
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(AppleMusicあり)

ディアステージ所属のアイドルグループ『リルネード』の楽曲です。

フォロワーのど~でんさん(@WUG_dodensei )さんのブログで知りました……!

dodensei.hatenablog.com

ディキシーランド・ジャズなサウンドに乗る、カワイイ歌声による理科系なワードがちょっと不思議な魅力を放っています。

そういった語彙で紡がれた詞が「暗号みたいな会話 ささやき合いたいの (好きっ)」で終わるの、かなりかわいいですね……。

曲タイトル「ラビンNν」は「Lovin'You」の言葉遊びみたいですが、複雑なかわいさがあってすきな曲でした。

 

リルネードといえば、メンバーの蔀祐佳(しどみ ゆうか)さんが、バンナムの新コンテンツ『電音部』の日高零奈役を担当されるそうです。

 

秒で終わる夏 - lyrical school

作詞:大久保潤也(アナ) 作曲・編曲:上田修平

収録:『BE KIND REWIND』(2019)

秒で終わる夏

秒で終わる夏

  • provided courtesy of iTunes

(AppleMusicあり)

ヒップホップアイドルユニット『lyrical school』の楽曲です。

夏のヒップホップ! な楽曲です。

結構シンプルめな音で構成されつつも、しっかりと「夏」を感じさせてくるトラックの良さはもちろん、そのトラックに乗りつつ「夏」を表現してくるlyrical schoolメンバーの技術の高さも感じられる楽曲です。

SPEED「Body & Soul」を大胆に引用したリリックも印象的ですね。

曲後半に現れる「夕方までにはあいつも間に合うといいな」というリリックがとてもすきです。

仲間のことを大事にしているよ、という詞のなかに、ふわっと「夏の終わり」を想起させる構成、とても叙情的に思えました。

 

can't go back summer - 桜エビ~ず

作詞:ヤマモトショウ 作曲:永塚健登 編曲:ONIGAWARA

収録:『can't go back summer』(2019) (※配信限定)

恋、いちばんめ(Ver.B)』(2020) (※スターダストストアのみでの販売)

can't go back summer

can't go back summer

  • 桜エビ~ず
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(AppleMusicより)

スターダストプロモーション所属のアイドルグループ『桜エビ~ず』(現・ukka)の楽曲です。

ちょっとだけ懐かしいサウンドに、夕方めいた寂しさがありますね。

曲タイトル「can't go back summer」、"戻れない夏"というタイトルですが、〇年前の夏に戻りたい! という詞ではなく、「今日の朝、あなたに電話していれば会えたかな?」くらいの戻りたさ、なんですよね。

「電話すればあなたに会えたかもしれないけど、今日の過ごし方は今日で良かったかもね」みたいな詞を夕暮れの風景が浮かぶようなサウンドの上でアイドルさんが歌うの、本当にめちゃくちゃすきでした…………。

詞の最後に

「あなたと来年またこの場所とかこの時間にきてみたい、みてみたい」

というフレーズが来るの、若さのまぶしさも日暮れの昏さも内包しててすごすぎる……。

作詞、哲学的な詞で評価を得られているヤマモトショウさんなの、やられたな……という気持ちです。

(「フィロソフィーのダンス」などで作詞されています。)

 

作曲の永塚健登さんは

WUG「走り出したencore」(作曲)
私、能力は平均値でって言ったよね!「ゲンザイ↑バンザイ↑」(作曲)

灼熱の卓球娘「紛うことなき挑戦者」「成長期STARS」「Deko Boko Buddy」 「Bestie Storm」 (いずれも作曲)

などを手掛けられています。

また、作詞では

ベビレ「○○○○○」「バキバキ」「よきよき」(作詞)

亜咲花Turn Up The Music」「CITY SCAPE」「SHINY DAYS」(作詞)

などを手掛けられています。

他には

ホロライブ 「夢見る空へ」(作詞・作曲・編曲)

内田彩カレンデュラ、揺れる」(作詞・作曲・編曲)

など。


終わりだよ~

ハッシュタグ#2020年上半期楽曲10選」を提案していたら、はてなブログ公式さんに特集を組まれました。

blog.hatenablog.com

照れますね……照

「2020年上半期楽曲10選」、自分が広めたぞ!!みたいな態度取る気は全然ないんですけど、まとめられるとなんかうれしいですね。

他の人の記事で、上半期の知らなかった良い曲を知れたりもしたので、「2021年上半期10選」も流行ったらいいな~と思っています(かなり気が早いですが……)

 

下半期も良い曲がいっぱい聴けたらいいな~と思っています。

はてなブログ公式さん、ありがとうございました(ぺこり)

HATENA

HATENA

  • 発売日: 2020/04/20
  • メディア: MP3 ダウンロード