おはねこ!
冷房つけました、冷房つけたほうが涼しいので
かけだしのモノローグ - BATON=RELAY
収録:『Start me up / かけだしのモノローグ』(2020) (※先行配信)
(AppleMusicより)
新人声優育成スマホゲーム『BATON=RELAY』の楽曲です。
Bメロの追いかけていくように続くメロディ、サビメロの間を大きく取った譜割りからは、瑞々しさが感じられ、まさに"かけだし"といった印象を受けます。
歌唱しているキャラクターも、コンテンツ『BATON=RELAY』も"かけだし"であり、これからを歌った、この楽曲がとてもマッチしています。
歌詞だけでなく、メロディにも物語性があるこの楽曲を、最初期の楽曲として用意してくる『BATON=RELAY』、注目ですね……。
歌い終わりが「いつか笑って話せる日が来るから」で終わってるの、前向きで綺麗な終わり方でとてもすきです。
作詞のzoppさんは、他『BATON=RELAY』楽曲全ての作詞を担当されています。
そのほか、修二と彰「青春アミーゴ」山下智久「抱いてセニョリータ」など。
作曲の小内喜文さんは、
AKB48「唇にBe My Baby」SKE48「恋よりもDream」乃木坂46「左胸の勇気」
などを手掛けられています。
そのほか、アイカツ「Growing for a dream」の作詞を担当されています。
なにしてんの -Sweet Horn Mix- - SURFACE
作詞:椎名慶治 作曲:椎名慶治・永谷喬夫 編曲:SURFACE
収録:『Phase』(1999)
(AppleMusicあり)
作詞・ボーカルの椎名慶治さん、作編曲・ギター担当の永谷喬夫さんによる、2人組の音楽ユニット『SURFACE』による楽曲です。
ファンクな雰囲気と、J-POP的なメッセージ性の強い歌詞が噛み合って、
ボーカル椎名慶治さんによって力強く、しかしどこか憂いのある声で歌われるサビ頭
「動き出さなけりゃ そう始まらない」
「悪い事だけ浮かんでちゃって暗い イヤ イヤ イヤ」
がとても印象的です。動き出さないと始まらないんだよな…………
「イヤ イヤ イヤ」のところって洋楽的なアプローチなんですかね?
1番終わりのコーラスが、ソウルフルにも感じられてすきです。
歌詞が全体的に内省的で、決して明るくはないのですが、ファンキーでブラスが響くアレンジになっていることで、前向きなイメージを受ける楽曲ですね。すきです。
「Sweet Horn Mix」は、間奏のソロパートがギターからサックスになっている、などの違いがあります。
サックスソロの少し落ち着いた雰囲気が好きだった(のと手元にこっちしかなかった)ので、こちらを選んでいます。
『SURFACE』メンバーの永谷喬夫さん(永谷たかおさん)は、『ニャル子さん』『アイカツ!』『WUG』『ハナヤマタ』『GEMS COMPANY』などのコンテンツに楽曲を提供されています。
なぜかMONACAが関わっているコンテンツが多いです。
未来があるから - 22/7
収録:『理解者(通常盤)』(2018)
(AppleMusicより)
秋元康さん総合プロデュースのデジタル声優アイドルグループ『22/7』(ななぶんのにじゅうに)による楽曲です。
電子ドラムがビートを刻む中、ストリングスが牽引する楽曲構成には、いわゆる"坂道系"のサウンドを感じつつも、どこか"アニソン的"な印象を受けますね。
曲タイトルは「未来があるから」ですが、前向きな歌詞ではなくて
「未来があるからいいじゃない? 振り向きざま 僕に言うつもりか」
で回収されるのビックリします 厳しい
"未来があること"をある種"呪い"のように形容したり、サビ頭で
「君が思ってるより 僕はいい人じゃない」
と歌う、どこか反抗的な歌詞を、「デジタル声優アイドルグループ」、「声優」という演じることが仕事の人に歌わせている構図には、少しメタ的なものを感じます。
今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる - Awesome City Club
作詞:atagi, マツザカタクミ, いしわたり淳治 作曲:atagi, モリシー
収録:『今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる』(2016) (※配信限定)
『Awesome City Club Tracks 4』(2017)
『Awesome City Club BEST』(2017)
(AppleMusicより)
男女ツインヴォーカルの混成男女4人組バンド『Awesome City Club』の楽曲です。
エレクトロですが、ソウルフルでもあるダンサブルな楽曲です。
いやエレクトロなのにソウルフルでもあるのすごくない??両方の性質を併せ持つ。
初めて聴いたときに、オシャレでもあり、情熱的でもある、この楽曲に衝撃を受けました
男女ツインボーカルでハモりながら進み、サビ前ブレイク入るのめっちゃオシャレですし、歌詞中に登場する2人の関係すら重ねられているようで、構成がすごいですね
Awesome City Club、公式サイトには
「POPS/ロック/ソウル/R&B/ダンスミュージック等、メンバー自身の幅広いルーツをMIXした音楽性を持つ、男女ツインヴォーカルの混成男女4人組。」
とあるんですが、本当にその通りの楽曲なんですよね
これだけの要素をうまくMixして、クオリティの高い楽曲としてリリースできるAwesome City Clubにビビっています
最近知ったのでちゃんと聴いていきたいです
23時の春雷少女 - 鬼頭明里
作詞・作曲:田淵智也 編曲:やしきん, 成田ハネダ(パスピエ)
収録:『STYLE』(2020) (※先行配信)
(AppleMusicあり)
声優の鬼頭明里さんによる楽曲です。
ピアノとチップチューンが引っ張っていくイントロがもう印象的ですね
静かに始まるAメロから半テンポになり少し不穏なBメロに入っていくのもスムーズですね
Bメロ終わり「エラーコード~↓」って揺れる歌声でエラー感(?)出しつつ歌声に気持ちを引っ張られていたら、直後のデッデッデーってキメ3連続で意識を戻されて
「まるで春雷 目を奪って 走った 君がいない方へ」
と叩きつけられるのすごい……。
強すぎるフレーズから始まるサビ、全力疾走の疾走感があってすごいです。
「春雷」「推定」「推測」を2音で済ましているのもそうですが、
「甘いキスのフラッシュバック」
の「フラッシュバック」も2音で済ましてて驚きますね こういうところからも「疾走感」が演出されているのかもしれません
2番終わりのパートで、ピアノとチップチューンがどちらもポロポロと鳴るところ、「涙 これは涙 知ってる 私知ってるみたい」と歌われるところがピアノ、「プログラムは音を立てないままで」と歌われているところはチップチューンが鳴っているので、ピアノが感情・チップチューンがプログラムを示しているのかな、と推察できるのですが、その後の間奏でのピアノとチップチューンのバトルが激しくてすごいですね
ここの間奏バトルは編曲:やしきん・成田ハネダであったことを思い出させるような技巧があってすごいです パスピエなんだよな……
この感情が恋である、ことに気づいていくという歌詞ですが、ここの激しい間奏があることで、その感情の激しさすら表されているようですね
詞中の「春雷少女」は、"プログラム"・"エラーコード"といったワードが使われるような少女、といったように描かれていますが、鬼頭明里さんの芯があって澄んだ声質もまた「春雷少女」と定義できるようにも感じ、この楽曲は、アーティスト:鬼頭明里の楽曲であることを示しているかのようにも思います。
終わりだよ~
5月29日に、『Re:ステージ!』などの楽曲を作曲されている伊藤翼さんが、リステ3rdライブの円盤をリステ担当Pの椿本さんと一緒に観ていく生放送を配信されました。
伊藤翼 Youtube配信(仮)#01 ゲスト:PC椿本 「去年のリステ3rdLiveを振り返る」 https://t.co/yNvwSyhnPI @YouTubeより
— 伊藤 翼/Tsubasa Ito(作曲家) (@Tsubasacurry) 2020年5月29日
アーカイブリンクです
ぼくもリアルタイムで観ていたんですが、楽曲やライブ、作品についての裏話など離されていて、とても興味深かったです……!!
あのところでちょっと気になるところがあったんですよね(動画40:33~)
椿本P「事前のTwitterで、昼の部はアニメ楽曲を中心に考えてる~とツイートしたところ、境界線が来たところでみんなビックリしてた」
椿本P「どこがアニメじゃい!ってw」
それはそうとぼくもブログ書いてたんですよね
リステ3rdライブ【昼公演】に行ってきたレポ Re:ステージ! PRISM☆LIVE! 3rd STAGE~Reflection~ - ねこおきば
3. Lumiere - TROISANGES (日岡なつみ, 阿部里果, 長妻樹里)
昼の部はアニメ楽曲中心…アニメ楽曲中心??
4. 境界線 - Tetrarkhia (山田奈都美, 佐藤実季, 高柳知葉, 西田望見)
境界線!?!?!?!!?!?!?!?!!?!?!!?!?!?!!??!?!?!?
昼の部はアニメ楽曲中心…アニメ楽曲中心??
????
?
伊藤翼さん・椿本Pへ
いつも素敵な作品をありがとうございます
ぼくより