おはねこ!
全人類『グノーシア』やってますか???
そういうわけでNintendo Switchにて提供されているゲーム『グノーシア』紹介記事です。よろしくお願いします
グノーシアってどういうゲーム?
ジャンル:SF人狼ゲーム
機種:Nintendo Switch (DL専売)
(元はVita用ソフトで、機能の改善などあり)
開発:プチデポット
価格:2,480円
ゲーム『グノーシア』は、閉ざされた、時間がループする宇宙船の中で、いわゆる【人狼ゲーム】を繰り返していき、物語の真相に迫っていくゲームです。
2019年6月20日に、PS Vitaで配信限定タイトルとして発売され、2020年4月30日には、機能などが改善されたものが、Nintendo Switchにて、配信限定タイトルとして発売されました。
ゲーム内容・システムについて
レムナン、顔が良い
このゲームでは、宇宙船内に、人類を滅ぼそうとする、「グノーシア」に精神を汚染された人間を、【人狼ゲーム】の要領で排除していきます。
1日1人、議論によって、怪しいと思われる人物を「コールドスリープ」していくことで、グノーシアに汚染された人間を、全員コールドスリープさせ、人類側が勝利することが目的です。
しかし、「グノーシア」側も1日が終わるごとに、人類側を1人「消滅」させることができます。乗員の半分が「グノーシア」側になってしまうと、人類側の敗北となります。
また、主人公は【人狼ゲーム】が終わるごとに、また新しく、1日目から【人狼ゲーム】が始まってしまうループに巻き込まれています。
【人狼ゲーム】のループを何度も繰り返していく中で、時には自分が「グノーシア」になりながらも、ループの解決を目指していくゲームです。
議論パートでは、かばう・疑う・同調・反論など、様々なコマンドによって、印象を操作するなどして、議論を進めていきます。
口を挟みすぎて、怪しまれることもあり、「人狼シミュレーションゲーム」のジャンル名に恥じない「人狼っぽさ」が出ていますね。
議論の終了時には投票が行われ、最も怪しいと思われた人物が、コールドスリープすることになります。
これを繰り返していくことで人類陣営・もしくはグノーシア陣営の勝利を目指していく、といったゲームです。
ちなみに上の色彩が鮮やかなキャラ「ラキオ」は、高圧的な態度を取りがちな宇宙人なので、ヘイトを集めやすく、けっこう1日目でコールドスリープされます。けっこう上の長ったらしい捨てゼリフを吐いて、コールドスリープされます。
このように、NPCキャラクターのそれぞれに、パラメーターが存在し、このキャラクターは怪しまれやすい、論理的思考が得意、直感が優れておりウソに気づきやすい、などの特徴が存在します。
何度もループして【人狼ゲーム】を繰り返し、各キャラクターの個性を見抜いていくことでも、ゲームを有利に運ぶことができます。
【人狼ゲーム】1周にかかる時間はおよそ15分で、勝っても負けても、すぐ切り替えて、また次の【人狼ゲーム】に向かうことができます。
また、ループするごとに、【人狼ゲーム】の結果によって経験値が入手でき、レベルアップすることで、自分の能力値を上げることができ、ゲームをより有利に進めることができます。
こうしたループを繰り返す中で、各キャラクターとの間にイベントが発生し、なぜループするのか、グノーシアとは? といった物語の核心を知っていくことになります。
SF的な舞台をもとに飛び出す、奇想天外なキャラ設定の数々には、とても驚かされますし、キャラが誰もかも魅力的に描かれています。
デザインがヤバめの人(?)たち 絵のタッチが絵画的なの良いですよね
ひたすら『人狼ゲーム』を繰り返すゲームではあるのですが、「もっとこのキャラを知りたい」「次はこのキャラと生き残って話を聞くぞ」といった目標により、ゲームのプレイを繰り返していく、モチベーションが生まれていきます。
果たして謎のループ現象の真実とは…………!?!?
人狼ゲーム、やったことないよ~って人も、ゲーム内で基本ルールやコツなどが確認できますし、プレイしていくうちにだんだん分かってきます。
ちなみに、ぼくは人狼ゲーム全然知らないときに、リアルの知人に誘われて人狼ゲームに1度だけ参加したことがありますが、マジでルールも知らんかったが故に、自分で宣言しないといけない役職を言わなかったせいで、ゲームがめちゃくちゃになってヤバい雰囲気になったことがありますが、それでも『グノーシア』はクリアできたので、本当に何も知らなくても大丈夫ですよ!!
(ぼくが大丈夫だったかどうかは別の話ですが……)
あと、イベントがほとんど回収された、ゲーム終盤では、残り数人のイベントが回収できない~! となることがありますが、夜パートでそのキャラに会いに行くことで、イベントが発生しやすくなる仕様になっています。一応書いときます。
(「遊び方」のところに書いてあったけど知らなくてめっちゃ困ってた)
ゲームのBGMは、開発であるプチデポットのQ flavorさん、という方が手掛けられているのですが、エレクトロニック・シューゲイザー的なサウンドが魅力的であり、また『グノーシア』の世界観にもマッチしていて、とても良いです。
↑Q flavorさん参考の曲です
ゲーム『グノーシア』、4人のチームで開発され、発売を何度も延期して、4年ほど作られていたそうなのですが、それだけ開発期間が取られていたこともあってか、UI、システム、ストーリーのどれもが高クオリティです。
ループを繰り返すゲームシステムと、ループを解決しようとするストーリーの噛み合い具合がとても良く、「SF人狼シミュレーションゲーム」としての、良いゲーム体験ができること間違いなしです!
また、同じく【人狼ゲーム】をテーマにしたゲーム『レイジングループ』のシナリオライターamphibianさんと、『グノーシア』クリエイターチームとの対談記事が面白かったので貼っておきます
人狼系ADV『グノーシア』『レイジングループ』開発者座談会。人狼の「グロさ」から、魂のこもった傑作2本が生まれた(ネタバレなし) | AUTOMATON
『レイジングループ』もプレイ済みですが、こちらも良かったのでオススメです!
SQちゃんかわいいね…………。
(※この記事はPR記事ではありません。個人が勝手に書いたものです)
(※ゲーム内画像の著作権は制作会社様に帰属しています。)
Nintendo Switch 本体 (ニンテンドースイッチ) Joy-Con(L) ネオンブルー/(R) ネオンレッド(バッテリー持続時間が長くなったモデル)
- 発売日: 2019/08/30
- メディア: Video Game